こんばんは。
気づけば8月も明日のみ。
天気の話題だけでも今月は忙しい月になりました。
8月だけで台風が9個も発生したり、最高気温40℃以上や41.0℃が乱発したり、関東で大規模な雷雨が発生したり・・・
それらを締めくくる、かは分かりませんが、今現在日本列島には夏と秋の境目である秋雨前線がかかっています。
週末には太平洋高気圧も少し引っ込んで前線も南下、広い範囲で雨になる予想となっています。→この暑さを握る秋雨前線
場所によっては前線の影響で大雨になるかもしれません。
さらにそこへ最悪のタイミングでやってくる台風21号。
台風+前線=大雨
素晴らしく簡単な、それでいて恐ろしい方程式です。→気になる台風13号の最新情報(台風+前線=大雨)
現在の予想では週明け火曜日には日本の南まで進んでくる予想になっています。
しかも今回の台風はかなり発達しそうで、早ければ来週月曜から影響が出そうです。
ここからはより詳しく見ていきましょう。
天気図
まずは明後日土曜までの天気について。
8月30日(木)15時の実況天気図。
現在は東北地方にかかっている秋雨前線。
その影響で特に前線の南側では雨雲も発達し、局地的には大雨になっています。
太平洋高気圧は徐々に退く一方で、台風21号はすでにかなり発達していて西に進んでいます。
次に8月31日・9月1日9時の予想天気図。
太平洋高気圧がさらに退いて、徐々に前線が南下する予想になっています。
関東より西の太平洋側では、明日金曜までは何とか天気も持ちそう。
一方で前線のすぐ南側にあたる北陸や新潟、さらに九州北部や山口などでは大雨に警戒。
前線も非常に長く、活動も活発なことが伺えます。
特に予想天気図のような気圧配置は、過去を振り返っても集中豪雨になりやすい時です。
少なくとも金曜〜日曜にかけては前線による大雨に注意が必要です。
そして南にはさらに発達していく台風が。
9月1日には「猛烈な」勢力まで発達する予想になっています。
詳しく見ていきましょう。
台風予想進路図
5日後までの予想進路図です。
すでに「非常に強い」台風まで発達。
9月1日にはさらに発達して「猛烈な」台風に。
恐らく今季最強の台風になりそうです。
現在、9月4日火曜午後には四国の南まで進む予想になっています。
ただ今回一番の心配が、日本列島に前線があることです。
もともと前線上には雲があり、そこへ台風から大量に送られる湿った暖流によって前線上の雨雲が発達し大雨を降らせます。
ある意味では季節が進んでいる証拠でもあるんですが、夏から秋の移行期間にはよくある典型的な大雨パターンです。
今週末は台風の動きにも目が離せません。
週末にかけては前線、そして週明けは台風+前線ということで9月は大雨スタートになりそうです。
台風については週末に最新の情報を記事にする予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた明日!