こんばんは。
昨日一昨日は予想通り涼しい週末となりました。
一応昼間は30℃までは気温が上がってはいるんですが、今までが暑すぎて(数字的にも)本当に涼しく感じられましたね。
特に朝晩はクーラーが無くても寝られるくらいの涼しさでした。
もうこのまま夏も終わりすんなり秋になれば良いのですが、それを阻む存在が日本の南に2つあります。
台風19号と20号です。
台風19号
まずは最新の進路予想を見てみましょう。
台風について知るシリーズ第2話「台風の進路の決定要因」に4日前の進路予想図が貼ってありますが、その時の予想とほぼ変わらず、奄美大島方面を抜けて九州の西側を通るルートが予想されています。
同じ記事で台風の進路について語っていますが、ほぼほぼ教科書通りのルートと言ったところでしょうか。
台風はまだ遠い場所にありますが、三重県や高知県、宮崎県などの太平洋に面している地域では、すでに雨が降り出しています。
今後少なくとも22日(水)にかけて、進路に当たる地域及び進路の東側の地域では台風19号の影響を受けそうです。
ただし、あくまで台風19号に関しては、です。
台風20号
こちらもまずは最新の進路予想を見てみましょう。
台風19号の東側を通るルートで、太平洋高気圧を回り込むような、こちらも教科書通りのルート予想になっています(逆に言うと、今現在の太平洋高気圧の端の位置が分かる!)。
ただ進行方向には台風19号がおり、それに引っ張られる形になっているため、速度は割と速めです。
19号とは違いあっという間に接近し、23日(木)〜24日(金)にかけて四国〜近畿に上陸する恐れがあります。
つまりさきほどは22日(水)にかけて台風19号の影響を受けそうだと言いましたが、間髪入れず台風20号の、コチラは本体もやってくるということです。
特に四国や紀伊半島辺りでは記録的な大雨にならないか心配されます。
少なくとも今週いっぱいは2つのダブル台風の動向に要注意です。
ちなみに、現在の日本付近の雲を見てみると・・・
目がはっきりしている=勢力が強いと思って良いです。すこし大きいですが、さらに強い時はもっと小さく、でもしっかりとした目になります。
また、静止画なのに渦を巻いているのがはっきりと分かります。
これだけのエネルギーがありながら、自分自身では自由に動けないとは不思議なものです。
これと明日9時の予想天気図を見比べてみましょう。
こうして並べてみるとさらに分かりやすいですね。
今はまだ東の方に引っ込んでいる太平洋高気圧ですが、こうも台風が立て続けに発生すると、否が応でも勢力が強くなります(この辺の話は「台風について知るシリーズ」で語るつもりです)。
一方で、台風が過ぎ去った後は強い北風によって無理やり涼しい空気を引きずり込むこともあります。
今後の気温がどうなるかも、良くも悪くもダブル台風次第ということになります。
当面は今週いっぱい台風に要注意ですが、その後にも注目です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた明日!