こんばんは。
今週は比較的天気も良く、朝晩はかなり涼しくなりました。
来週は今週末の雨を堺に気温がさらに下がりそうです。
冬物のコートや暖房器具などの支度をして、風邪など引かないようにご注意下さい。
実況天気図
まずは10月26日9時の実況天気図を見てみましょう。
天気図引用:https://www.jma.go.jp/jp/g3/index.html(加筆してます)
現在、日本の上空には偏西風が吹いているため、高気圧や低気圧はそれに乗って東へ進んでいきます。
そのためこの時期の日本は周期的に天気が変わりやすいです。
特に秋から冬にかけては、雨が降っては気温が徐々に下がる季節でもあり、今回はまさにその通りになる予想になっています。
ちなみに台風26号が西に進んでいますが、今のところ日本に近づくことは無さそうです。
予想天気図
さて、それでは次に10月26日21時・27日21時の予想天気図をそれぞれ見てみましょう。
高気圧・低気圧が東に進み、26〜27日にかけて寒冷前線が日本を通過する予想になっています。
通過する前は一時的に気温が上がります。
寒冷前線が通過するタイミングで、日本列島では局地的に雷を伴って激しく降るでしょう。
そして通過したあとは、後ろに控えてきた寒気が徐々に流れ込み、特に28日日曜の朝から気温もかなり下がりそうです。
特に27日の予想天気図は冬によく見られる、いわゆる西高東低の気圧配置になっています。
参考までに、今年1月25日の天気図を載せておきます。
引用:http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/hibiten/2018/201801.pdf
全国各地で厳しい冷え込みとなっています。
週間天気予報
また、26日11時発表の最新の週間天気予報を確認。
引用:https://www.jma.go.jp/jp/week/
日本海側でしばらく雨が続くということは、西高東低に近い冬のような状態がしばらく続く、ということです。
名古屋や東京の最低気温も来週中頃には一桁の日もあり、相当寒くなりそうです。
この寒さのピークは木曜頃のようです。
高層天気図
では上空の気温はどうなのでしょうか、26日9時の高層天気図を見てみましょう。
引用:https://www.jma.go.jp/jp/metcht/kosou.html(加筆してます)
−30℃、−20℃、−10℃の等温線に色を付け書き加えました。
0℃、10℃の等温線に色を付け書き加えました。
前回高層天気図を取り上げた16日と比べると、日本付近の上空はそれほど変わっていないように見えます。
しかし日本の西側では、500hPa→紫の−30℃の線や850hPa→0℃の線が明らかに南に蛇行しています。
これは強い寒気が南下していて、そのまま東へ進み日本へやって来ることを示しています。
やはり今後日本はその冷たい空気に覆われて、一層寒くなりそうですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた明日!