こんばんは。当たらない競馬予想シリーズ番外編です。
今回は、先週末の結果記事での最後の考察について少し詳しく深掘りしようと思います。
まずは先週末の考察を引用。
1〜3人気1頭〜2頭・4〜6人気0〜2頭・7〜9人気0〜1頭になるような3連複の組合せは54通りあります。
そこから、7〜9人気は(今回の京都大賞典の9人気のように)オッズがかけ離れていれば削り数を減らします。
3連複のオッズもかけ離れているものは削り数を減らします。
また3連複のオッズが15倍未満のものも削り、残った点数を3,000円でトリガミにならないよう分配・購入するのはどうでしょう。
引用:先週末結果記事
この時点での考察は、区切りをとりあえず適当に決めていました。
せっかくPythonで過去の情報(2003〜2017年の重賞限定1842レース)が手元にあるので、過去の3連複の当選オッズの出現頻度を調べてみました。→Pythonシリーズ
3連複のオッズの出現頻度をパーセンテージ(累計)で見てみます。
10.0倍未満 5.6%・・・40〜50倍とほぼ同頻度で5.6%
20.0倍未満 16.2%・・・10〜20倍が最頻値で10.6%
30.0倍未満 24.4%・・・3,000円購入なら2枚以上購入必須ゾーン
50.0倍未満 36.8%・・・およそ3回に1回は50倍未満
100.0倍未満 53.9%・・・およそ半数は100倍未満
200.0倍未満 69.3%・・・100〜120倍は期待値(=オッズ×確率)が周辺より高く5.37(=購入上限枚数)
400.0倍未満 81.7%・・・20倍刻みでも出現頻度は1%程度
600.0倍未満 89.1%・・・550〜600倍は期待値が高く9.05
600倍以上は50倍刻みでも出現頻度1%未満
ここで考察。以下どの場合も3連複馬券はすべて1枚ずつの購入とします。
ケース1)購入馬券の対象を10倍以上とした場合。
10〜60倍→期待値10.58(出現頻度35.0%)
10〜60倍の範囲での対象馬券が10枚以下ならば「買い」つまり長期的にプラスが期待できます。
ケース2)3,000円分購入する場合。
30〜160倍→期待値30.82(出現頻度40.1%)
30〜160倍の範囲での対象馬券が30枚以下ならば「買い」です。
例えば土曜に開催された「サウジアラビアロイヤルC」。
予想記事のオッズを見てみると、30〜160倍は24枚でした。つまり「買い」です。
また下限が32.4倍なので、この場合は160倍未満が32枚までなら「買い」です。
一方、10〜60倍は15枚あるため「見送り」、または5枚削る必要があります。
逆に5枚削れる自信があれば・・・となります。
これが2枚とかであればよりいきやすいかもしれません。
ここは単勝オッズが高い馬を削ることで解決できそうなら「買い」と見て良いでしょう。
このように過去のデータと照らし合わせて次回はやってみようかと思います。
ただし、今まで通り本命や対抗などは選んでいきます。
→今週末の予想・結果
最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた明日!