こんばんは。
本日また岐阜県で41.0℃を観測しました。
前回の本紹介の記事を書いた時も40℃超えてたので、そういうことですか?笑
この辺の話について詳しくは「日本の気温今と昔」シリーズをご覧ください。
→第1話「日本の気温今と昔」他続々執筆中!
さて、本日は1冊の本をご紹介します。
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 著:佐藤 航陽
お金2.0の「2.0」とは、MacだったらOSのバージョンの数字のことで、「お金に関する概念をバージョンアップしましょう」ということです。
昨年大ブレイクした暗号通貨もそうですが、今「お金」のあり方が変わってきているのです。
一昔前までの「お金」の形は、国(の管轄下にある銀行)が発行する硬貨あるいは紙幣が一般的でした。
今現在では、後払いが出来るクレジットカード、「Edy」や「Suica」といったカードや携帯電話でも使える電子マネー、「Tポイント」など換金性のあるポイント、その場で銀行から引き落としされるデビットカード、などなど支払手段は硬貨や紙幣だけでは無くなっています。
またポイントや暗号通貨などに注目すると、これらはもはや「国」の管轄から離れた「お金」と考えることもできます。
このように近年急速に進むグローバル化やIT化に伴って、「お金」という概念も変わってきています。
ただこの点は特段驚くことではなく、2000年以上前の時代では貝殻が「お金」としての機能を備えていた時代もあったわけで、極端な話、相手が「お金」に相応するものとして認識するものであれば、その辺の石だろうと「お金」になり得るのです。
つまり国民その他大勢がそれを「お金」として扱っているのであれば何だって良いんです。
これは、例えばアマゾンの奥深くで自生生活を送っている民族にとって、日本の一万円札など何の価値のないものであることと同じです。
このアマゾンの例について少し掘り下げて考えます。
なぜ彼らは一万円札などの紙幣に価値を感じないのでしょうか?
逆に彼らは何に価値を見出しているのでしょうか?
渡すものが紙幣の代わりに狩猟に役立つ道具だったらどうでしょう。
その道具がたとえ一万円以下だったとしても(民族の人たちにとっては知りえないことですが)、紙幣よりも道具を取るでしょう。
ここで大事なポイントは、その人の環境や生活様式・価値観などによって価値の感じ方が変わってくる、ということです。
それによって、その人が何にどの程度の価値を感じてそれに相当する「金額」を払うのかが変わってきます。
周りにものが溢れかえっている現代で、今後人々は何に価値を見出していくのか。
「お金2.0」はその部分が明確に言語化されており、この記事よりも当然のごとく、とても腑に落ちる内容になっています。
ぜひ何度も繰り返し読んで今後の人生の糧にしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた明日。