2020/5/31 GI 東京優駿(日本ダービー)

東京2400m芝・3歳牡牝・定量

1枠1番サトノインプレッサ牡3 坂井瑠星57.0kg

前走のNHKマイルカップはスタートで行き脚がつかずほぼ最後方、4コーナーも外を回して距離ロスも厳しかっただろうが、それにしても上がりが使えていない印象。

さらに後ろで上手く立ち回っていたとはいえ、ウイングレイテストに末脚で劣ってしまう程度。

距離延長も血統的に厳しく、スタートも遅いので今の高速馬場ではキレ負け必須だろう。

1枠2番アルジャンナ牡3 浜中俊57.0kg

前走の毎日杯で距離は短かったとはいえ、ストライドで走るこの馬にとって展開は悪くない、瞬発力を問われなかったレースでサトノインプレッサに敗れた。

加えて昨年の東スポ杯2歳Sではコントレイルに完敗。

ペースが流れれば面白いとは思うが、今走は積極的に逃げる馬もいない。

多頭数の経験も無く内枠を引いて馬群に揉まれると、ストライドが活かしづらく厳しい。

2枠3番ワーケア牡3 ルメール57.0kg

前走の弥生賞は4コーナーで前が詰まって若干出しきれなかった部分もあっただろうし、そもそも直線の短いコースや上がりのかかるコースや重い馬場は不向き。

その前のホープフルSも同じ事が言えるし、この時はスタート後の直線で挟まれる事象もあった。

それはスタートが悪かったことも原因ではあるが、距離が長くなってある程度紛れるし、そして何より絶好の枠を引いた。

東京替わりはプラス、今年はスローになりそうなのもプラス、コントレイルには流石に劣るかもしれないが、サトノフラッグよりは人気が落ちる今走が買い時。

2枠4番レクセランス牡3 石橋脩57.0kg

3枠5番コントレイル牡3 福永祐一57.0kg

前走の皐月賞が素人目に見ても普通に強く、3着以下とは正直格付けが決まったとさえ思える内容。

それでいて昨年の東スポ杯2歳Sのようにアルジャンナ相手ではあるが、東京の高速馬場でも上がり33.1秒を出してレコード。

当然距離の不安は付きまとうが、それは他馬も同様。

前走のスタートを見ても、結果後方に控えはしたが、スタートが悪いわけではなく、しかもこの枠。

まあ妙味は無いので手は出さないが。

3枠6番ヴェルトライゼンデ牡3 池添謙一57.0kg

前走の皐月賞はややコーナーで詰まってしまい、要所の反応は鈍いタイプでもあって、反面反応は良いコルテジアやガロアクリークに差されるほど。

東京替わりで変わるなら、昨年のようにペースが流れて先行して粘り込むパターンだが、テンが速い方でもない。

それにしても思いの外人気が落ちていないので、今走は抑えず。

4枠7番ブラックホール牡3 石川裕紀人57.0kg

4枠8番ビターエンダー牡3 津村明秀57.0kg

東京コースでは馬券を外していないとはいえ、相手が強かったとはいえない。

ただし、今の馬場なら先行してそのまま粘り込む可能性もあるし、スローからのキレ味は十分持っているので、3着ならワンチャンスも。

とはいえ前走より前で粘っていたウインカーネリアンより想定人気が上、使い詰めなのも気になるので抑えずかな。

5枠9番ダーリントンホール牡3 デムーロ57.0kg

前走の皐月賞は出遅れてコントレイルより後ろの位置取りの時点で厳しかったとは思うが、外を回しながらラストまでよくジリジリ来ていた印象。

しかも基本的には先行馬なので、後ろからになったにもかかわらずいい走り。

その前の共同通信杯は流石にペースが遅すぎて参考にするのは危険な匂い、稍重とはいえ上がりも最速だが34.1秒と物足りない。

想定人気も流石に過剰人気に思うが、サトノフラッグとクビ差でこのオッズなら許容範囲か。

5枠10番コルテジア牡3 松山弘平57.0kg

前走の皐月賞はスタートが悪かったわけではないが、思いの外後ろに控えて、馬場も悪い内を通してだったが、直線はヴェルトライゼンデを捉える差し脚を見せた。

しかもコーナーや直線は詰まりながらも最後まで伸ばしてきていて、距離延長も問題は無さそう。

本来は先行馬なので、このメンバーなら場合によっては逃げ、そうなれば今の高速馬場で前残りもチャンスは有る。

6枠11番ガロアクリーク牡3 川田将雅57.0kg

新馬戦や2走前のスプリングSのように、スパッと切れて上がりは出せるタイプなので、東京の高速馬場適性はある。

ほとんど同じペースだったホープフルSでは、4コーナーで沈んでいったが、前走の皐月賞もタフな馬場ながら、3着に差してきたのは驚き。

馬場の良かった外を回せた利に、それほど外を回さずに済んだ利はあったにしてもなので、成長と捉えるべきか。

スローの瞬発力勝負になればこの馬に展開は向くが、枠がやや外で距離不安が付きまとう。

6枠12番サリオス牡3 レーン57.0kg

前走の皐月賞はコントレイル比較で内を回した利はある一方で、伸びない内を回していた事と、直線逆手前だったことを踏まえると同等に近いか。

先行力があり、並びかけられてからの胆力が凄まじく、昨年のサウジアラビアRCも正にそれ。

一瞬の切れ味ではクラヴァシュドールに劣ったものの、並ばれてから突き放す走りは強さを感じた。

7枠13番ディープボンド牡3 和田竜二57.0kg

前走の京都新聞杯は上がり4F勝負という京都らしい流れ、それほどトップスピードも求められず、どちらかと言うとタフさが求められた。

その前の皐月賞でも先行した中で粘ったほうだとは思うが、それでも上位との差は付けられた格好。

結局前走レベルが低かったことと、京都適正で勝ったに留まる。

7枠14番マイラプソディ牡3 横山典弘57.0kg

2走前の共同通信杯もだが、前走の皐月賞はガロアクリークやダーリントンホールなど、外で伸びていた馬との比較で案外走れていない。

異例の火曜に追切をしたそうだが、異例の追切をするということは状態が上がっていない証拠。

前走の結果からかなり人気は落ちているものの、妥当だろう。

7枠15番サトノフラッグ牡3 武豊57.0kg

前走の皐月賞は伸びていた外を走っていたので、せめてウインカーネリアンを捉えてほしかったところ。

皐月賞組の中ではサリオスに次ぐ人気だが、着順が前だったガロアクリークやウインカーネリアン、0.1秒差だったコルテジアやヴェルトライゼンデらが9番人気以下と考えると過剰に思う。

未勝利戦のラップからもキレというよりは持続力、そういう意味で展開や馬場は向いていたように思う前走の結果がどうしてもネック。

8枠16番マンオブスピリット牡3 北村友一57.0kg

8枠17番ヴァルコス牡3 三浦皇成57.0kg

前走の青葉賞はラップ的に5Fのロンスパ戦で、先行持続型のこの馬には展開が向いた、というよりはそういう展開に持ち込んだ鞍上の好騎乗。

とはいえオーソリティにクビ差、フィリオアレグロともクビ差、時計が良いので評価されているのだろうが、高速馬場でペースが流れればあり得る。

一転して今走はスローが予想されるし、前走よりもさらに外枠を引いて道中押し上げるにしてもロスは大きい。

8枠18番ウインカーネリアン牡3 田辺裕信57.0kg

前走の皐月賞は番手で自身ハイペースの苦しいラップでもよく4着に粘ったと評価できる。

先行してとにかく持続力勝負でキレ負けしないように、なので大外枠は厳しいように思えるが、出足は良いので覚悟を決めて前へ行きやすくなったのでは。

ハナよりは番手のほうが良さそうで、コルテジア辺りが逃げてくれれば一番良い形になりそう。

その位置が取れれば外枠による距離ロスは無くなる、ちょうど先週のウインマリリンや先々週のサウンドキアラがそれに当たる。


とにかく内の馬や先行馬重視。

◎3ワーケア

▲9ダーリントンホール

△11ガロアクリーク

☆18ウインカーネリアン

◎複勝とワイド◎1頭軸流しの計4点。

レース振り返り

蓋を開けてみれば先週のデアリングタクトに続き牡馬でも、5コントレイルが無敗の二冠馬に、しかも余裕の3馬身差圧勝。

同じ生産者の馬の助けだけでなく、スタートが最高でこの上ないポジションに収められたコントレイルが、それを差し引いても圧巻だった。

ペースは初め、大外☆18ウインカーネリアンが逃げて前半5Fは61.7のスロー。

向こう正面で14マイラプソディが後ろから一気にハナに立って1Fのラップが上がるも、その後は落ち着き11.8−12.2−12.3とややスロー。

ラスト4F地点から番手の10コルテジア、13ディープボンドのいわゆるコントレイルと同じノーザンヒルズ軍団によってややペースが引き上げられ11.8秒。

ラスト3Fが11.3−11.3−11.7とほぼ直線勝負だが、上がり最速がコントレイルの34秒なので、極端な瞬発力勝負にはならず。

若干持久力も求められたレース、4コーナーで大外を回した馬にとっては厳しかったはずだが、2着の12サリオスは評価出来る内容。

ただ前走と違って位置取りがコントレイルの後ろ、追いかける展開になってしまった時点で勝負あったか。

3着以下は正直団子だが、6ヴェルトライゼンデや△11ガロアクリークはサリオスと同じく外を回した中での好走。

ヴェルトライゼンデは枠にも助けられたとは思うが、単純な切れ味勝負にならなかったことと、そこそこ先行出来たのは大きかった。

ガロアクリークは恐らく外を回した分もあるが、皐月賞3着はラッキーでは無くタフさも意外に持っている実力であることを示した。

先行した13ディープボンドは前走同様先行力とスタミナがあり、2400を経験済みなことも活きたようで、馬場の助けもあったかも知れないが思いの外粘った。

最内1サトノインプレッサも枠を活かしてラストまで脚を溜め、直線も馬群の中をかき分けて惜しくも4着。

ただ道中ロスなくの恩恵や馬場差を考えると、物足らない結果ではある。

7ブラックホールは割り切って後ろで脚を溜めていたので、上がりは出せる。

直線の伸びが案外だったのは◎3ワーケア。

スタートは良かったが、外の馬が殺到して思ったより前の位置を取れず、コントレイルの後ろの位置。

とはいえ勝ちを考えればダメだが、3着以内ならコントレイルのスペースを使える好位置だったと思うが、思ったより反応は悪かった。

結局上位はほとんど皐月賞組、今走は単純に実力で劣った形か。

14マイラプソディは道中で引き上げて脚を使った割には粘ったほうだとは思うので、ハーツクライ産駒らしく先行力が付いてくると面白そう。

8ビターエンダーや▲9ダーリントンホールはスタートが悪く後方からになってしまった時点で難しかった。

15サトノフラッグも同じく、直線でやや前が詰まった感じはするものの、それが無かったとしても3着争いに入るかどうか。

☆18ウインカーネリアンはハナに立って番手のコルテジアやディープボンドらにマークされる形で厳しく、やはりハナに立つタイプでは無いか。

先週のウインマリリンやその前のサウンドキアラとの違いはその点で、道中マイラプソディの押し上げに見舞われたのも辛かった。

17ヴァルコスはやはり外々を回す形になって、このメンバーでは流石に厳しかっただろう。

10コルテジアは割といいポジションでいいペースだったと思うが、ラスト1Fでの失速から結果的に2400はやや長かったのだろう。

4レクセランスは単純に実力、16マンオブスピリットは最後方で位置取りの問題でどうしようもなし。

2アルジャンナは直線の反応が悪すぎてどんどん沈んでいったので、距離の問題なのだろうか。

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