2020/6/28 GI 宝塚記念

目次

阪神2200m芝・3歳以上・定量

高速馬場での開催が多くテンが遅めの大阪杯に対して、宝塚記念は梅雨時のタフな馬場でテンが速めになりやすい為、あまり関係性はない。

そういう意味では有馬記念とは適正的に似通った部分がある。

ただし今年は秋の京都改修の影響で阪神最終週では無く、またBコース替わり初週と通年とは違った馬場傾向になる可能性も。

1枠1番トーセンカンビーナ牡4 浜中俊58.0kg

確実に出遅れて後ろからになる馬なので、重賞クラスで上がりは使えているとはいえ、馬場や展開に左右される。

1枠2番ペルシアンナイト牡6 和田竜二58.0kg

休み明けは走らない、左回りも走らない馬なので、前走の安田記念で案外伸びていないのは度外視しても良い。

ここは単純に距離が長い印象、軽い馬場ならともかく、梅雨時のタフな馬場では大阪杯2着の実績は通用しない。

2枠3番グローリーヴェイズ牡5 レーン58.0kg

2走前の京都大賞典ではやや掛かり気味、先行する競馬をするも進路が狭くなり直線では伸び切れず。

前走も含めて馬群の中を器用に差せるので、内回りならイン差しを狙って内枠の方が良いか。

外なら昨年の天皇賞春のように、中団で脚を溜めて徐々に進出していく競馬が合っていると思うので、ラスト4F勝負になりやすい京都外回りはベスト適正。

3歳になってから阪神はおろか急坂コースが初、また香港ヴァーズではラッキーライラックに3馬身半差をつけて圧勝も、その後のドバイ遠征の空振りがどうしても気になる。

2枠4番アフリカンゴールド セ5 藤井勘一郎58.0kg

切れ味は無いタイプでロンスパ型、とはいえこのメンバーレベルでは厳しい。

3枠5番サートゥルナーリア牡4 ルメール58.0kg

前走の金鯱賞昨年の神戸新聞杯のように、スタートからスムーズに好位を取って脚を溜め、直線で一気に出すタイプ。

そのため皐月賞ダービー有馬記念のように終始外々を回されたり後ろからの競馬になると、高いレベルでは持続力の差が出てしまう。

天皇賞秋は若干のスタート遅れを取り戻すように脚を使い、その後も気性的に固い走りになった分、直線で甘くなってしまった。

過去良馬場開催しか経験は無いが、有馬記念も馬場はタフ、しかし差し有利の展開は向いたし斤量の恩恵もあった。

この有馬記念での走りをどう評価するか次第だが、2着とはいえリスグラシューと5馬身差。

勝ちに行ったアーモンドアイやそれをマークしたフィエールマン、出遅れで差しに回ったキセキとの比較をしても想定人気ほど突き抜けてはいないだろう。

3枠6番トーセンスーリヤ牡5 横山和生58.0kg

前走の新潟大賞典では先行して粘りきれたが、流石にここの相手にそれは難しいだろう。

4枠7番ワグネリアン牡5 福永祐一58.0kg

前走の大阪杯はラッキーライラックの後ろの位置で最低限のポジション、しかしそれほど縦長ではなかった分、4コーナーで位置が差がざるを得ず。

窮屈な競馬になってしまい、ラストまでジリジリと伸びてはいるものの、カデナには差されてしまう程度の伸び脚。

昨年の大阪杯はインの進路が開けたので何とか3着まで伸びたが、基本的には東京など直線が長い広いコースで存分に伸び脚を使うタイプ。

4枠8番レッドジェニアル牡4 酒井学58.0kg

前走の鳴尾記念がイン差しハマってベスト騎乗も3着と、底が知れた。

5枠9番アドマイヤアルバ セ5 西村淳也58.0kg

前走は後方から、上がりの速いレースで位置取り的には悪く、展開は向かなかったが、上がり最速というわけでもないので、ここでは実力が劣る。

5枠10番メイショウテンゲン牡4 松山弘平58.0kg

超長距離戦でもマイペースに走ることが出来るのが強みであって、相手なりに走るっちゃ走るが、2200mは短すぎる。

6枠11番ラッキーライラック牝5 デムーロ56.0kg

内回りコースでは、2走前の中山記念、昨年の中山記念のように無理なく先行、前を捕まえに行くように仕掛けていき先に抜け出す競馬で結果を出してきた。

前走の大阪杯エリザベス女王杯のように距離ロス無く内を立ち回れた分はあるにせよ、2、3歳時と比べると馬群を縫うように反応できる新たな一面を見せた。

エリザベス女王杯や大阪杯のレース振りから、スローの瞬発力勝負タイプに変わった可能性を考えると、同じく内枠で先行してじっと脚を溜めたい。

徐々に加速して出し切る競馬をするにせよ、多頭数の阪神内回りでは前走よりも内でごちゃつく危険はある。

6枠12番モズベッロ牡4 池添謙一58.0kg

前走の天皇賞春は流石に距離の問題だろうが、血統的には京都外回りなどの大箱がベスト、相手も強化されて厳しい。

7枠13番ダンビュライト セ6 松若風馬58.0kg

今走も逃げあるいは番手で思い切った騎乗に期待、ある程度ペースを上げてくれるだろう。

去勢明け2戦目で前走の天皇賞春よりは期待できるが、GI級相手には実力が厳しいかな。

7枠14番キセキ牡6 武豊58.0kg

前走の天皇賞春は武豊騎手に乗り替わり、久々にスタートは出て初めは3番手だったが、スタンド前でハナに立つ。

ラスト4Fで11.9 – 11.9 – 11.9 – 12.2では流石に粘りきれなかったが、その前の阪神大賞典も含め距離は長かっただろうし、距離短縮はプラス。

7枠15番スティッフェリオ牡6 幸英明58.0kg

前走の天皇賞春はスタート良くスムーズに先行、しっかり折り合ってコーナーもフィエールマンに比べてロス無く回せて良いレースができた。

さらに単独の番手、キセキが引っかかってからは3番手とのびのび走れたし、ラップ的にも自身はスローと展開は向いた。

その前の日経賞も同じで、先に抜け出して粘り込むような競馬が理想だが、今走は強い先行馬が多く、また距離短縮でスピードに劣る懸念もある。

8枠16番クロノジェネシス牝4 北村友一56.0kg

前走の大阪杯その前の京都記念秋華賞などのように、要所での反応よりはトップスピードの持続に長けるタイプ、しかも後者2レースはタフな馬場での開催。

そのため桜花賞エリザベス女王杯のように馬群の中でごちゃつきたくはないタイプだが、中距離なら安定して先行できる点は評価できる。

ラッキーライラックとは2戦しているが、共に内外の枠の差が影響している所もあり、この馬にとって枠順は大事。

また梅雨時のタフな馬場自体は京都記念での好走から問題は無いだろうが、馬格のないこの馬にとって、初の斤量56kgや200mの距離延長が鍵になる。

8枠17番カデナ牡6 鮫島克駿58.0kg

前走の大阪杯は最後方から覚悟を決めてイン差し、阪神内回りながら馬群の中を縫うように上がり最速で4着まで来られたのは高評価。

その前の小倉大賞典でも直線では上手く追い出せて、馬場の良い外を差し込めた点からも、当日の内外の馬場差や展開が鍵になる。

8枠18番ブラストワンピース牡5 川田将雅58.0kg

前走の大阪杯はスタートで分が悪く後方からになってしまい、4コーナーでも外からマクルような形になって、枠順、展開、馬場ともに向かなかった。

そこから200m延長で初めの直線が長くなり、また馬場も梅雨時でタフさが増して前に行きやすい外枠を引ければ侮れない。

ただ案外最近は12〜14頭立てのレースが多く、より多頭数になると距離ロスの心配が増すのと、当日の内外の馬場状態の差は重要になる。


展開予想だが、これは当然キセキ次第にはなってしまうので難しい。

普通に14キセキが出て逃げる展開なら、昨年同様に締まったラップでの平均ペース程度、ラスト4Fの持久戦になるだろう。

13ダンビュライトや15スティッフェリオも逃げあるいは番手候補だが、仮にキセキが番手以降でも、天皇賞春のように道中上がってラップを引き上げる展開にはなるだろうか。

今走は先行馬あるいは先行したい馬が多く、16クロノジェネシス、5サートゥルナーリア、6トーセンスーリヤ。

場合によっては3グローリーヴェイズ、11ラッキーライラックや18ブラストワンピース、7ワグネリアンなんかもある程度の位置につけたい馬。

というか枠順発表されて、7、8枠に前の馬が固まり過ぎ、翻って内の枠は出られれば先行しやすいが、出負けした時のリカバリーが大変そう。

当日の6Rくらいの時点では雨の影響も乏しくそこまで馬場は重くなさそう、むしろ軽そうで60−59か58.5程度になれば内の瞬発自慢の馬は台頭しそう。

基本はスローの前内有利読みで。

◎13ダンビュライト

◯5サートゥルナーリア

▲16クロノジェネシス

△3グローリーヴェイズ

△14キセキ

☆15スティッフェリオ

◎複勝とワイド◎一頭軸流しの計6点。

レース振り返り

レース前の局地的豪雨の影響は確実にあり、結果的に前5F60秒は良いとして、勝ち時計は▲16クロノジェネシスがぶっ千切って2:13.5。

つまり逃げ先行馬にしてみたら相当なハイペース、差し有利にはなるわなあ。

5着に後方外を走っていた脚の遅いメイショウテンゲンが来ていることからも、馬場展開共にどんな馬に有利だったかが分かりやすい。

とはいえその中でクロノジェネシスの強さが光るレースになったのは間違いなく、戦前もどの参考動画などでもケチはほとんど付けられていなかった。

さて、総じてレース前の豪雨によって、結果的に内より外の馬場のほうがはるかに良かった可能性はある。

見ていても内を回した馬は追っても一杯一杯、一方で終始外を回していたクロノジェネシスやモズベッロなどは割と追えていた。

◯5サートゥルナーリアは終始馬群の中、馬場の悪そうなラチ沿いを通していて直線は外に追い出し。

瞬間の伸びは良かったがその後は失速、とはいえ道悪にして4着、悪くはなかったか。

△14キセキは出遅れが結果功を奏した部分はあり、ただ掛かり気味で向こう正面からジリジリ前に進出しての早仕掛け。

その前にいた勝ち馬クロノジェネシスが強かったのは間違いなく、掛かりグセや出遅れグセが難点過ぎるが、淡々とはしれれば強さを見せた形。

3着の12モズベッロは馬場の良い外、位置取りも中団の後ろ、クロノジェネシスやキセキらが早仕掛けしていく中で、最後まで待っていた好騎乗。

ただし勝ちに行ったサートゥルナーリアやラッキーライラックなどとの比較で、この馬が勝ったかと言われれば、そんなことはない。

そのラッキーライラックはハイペースに飲み込まれた形で、結果的にはスタート良く内を先行したのが裏目に。

馬場も展開も向かなかった中での6着はよくやっていたと評していい内容。

◎13ダンビュライトはさらに厳しいペース、コーナー地点で既に苦しく、馬場展開共に向かなかったのは7ワグネリアンも同様。

そんな中で逃げて7着の6トーセンスーリヤは評価できる。

☆15スティッフェリオは追い出しで内を選択も馬場が悪く、外枠を活かして外々のほうが結果的に良かった。

△3グローリーヴェイズはやはり空遠征で状態の影響が大きかったか。

18ブラストワンピースは馬場的に向いたように思えたが案外、まあ初めの直線で出していった時に脚を使いすぎたのかもしれないが、それでも。

結局馬場が特殊だったので勝負付けが済んだとまでは言えないものの、クロノジェネシスは馬体重+10kg、充実している。

ただ明らかにパワー型に寄ってきているので、2歳時の瞬発力は忘れたほうが良いかもしれない。

サートゥルナーリアやラッキーライラックは良馬場替わりで期待したい。

参考

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