2020/6/14 GIII エプソムカップ

東京1800m芝・3歳以上・別定

ミラアイトーンが出走するなら、逃げ候補にはなるか。

あるいはアトミックフォースやダイワキャグニー。

1枠1番ソーグリッタリング牡6 藤井勘一郎57.0kg

前走のメイSはやや差し有利の中、唯一先行馬で上がりを出せていて、直線では一時抜け出すも若干ソラを使ったようにも見える。

加速の反応が良く切れ味も持っていて、過去の戦績から馬場が悪くとも上がりが出せているのは心強い。

また2走前の京都金杯は、内を立ち回り馬場の良い内をついた馬が上位3頭を占める中、唯一大外枠から馬場の悪い外差しで4着。

3走前のキャピタルS、東京マイルの不良馬場でサトノアーサーに先着。

1枠2番サトノガーネット牝5 吉田豊54.0kg

前走のヴィクトリアマイルその前の阪神牝馬Sはマイルでは忙しすぎるし、加速に難があっての高速馬場ではどうしようもない。

3走前の金鯱賞ではスローの3F戦を最後方から、さらにその前の日経新春杯は牝馬ながら55kgを背負い、軽ハンデの牡馬に負けたが上がりは出せている。

中日新聞杯では確かに外差しは向いたかもしれないが、今走人気のアイスストームを斤量1kgの差ながら差し切るスピードがある。

過去一度だけ稍重の経験あるが、時計が1800で45.4秒と全く時計は掛かっておらず、不良馬場は未経験。

2枠3番ギベオン牡5 戸崎圭太57.0kg

前走の新潟大賞典は馬場の悪い内を通したせいか伸びず、トップハンデ57.5kgに加えてポジションも後ろ過ぎたようにも思える。

先行して粘り込む、出し切る競馬が理想だが、1kgの斤量のハンデは不安。

2枠4番サトノアーサー牡6 レーン56.0kg

前走の都大路Sではやや追い出しが遅れた分、差しきれなかった印象で、東京新聞杯の講評にもあるようにロンスパタイプ。

そういう意味で4コーナーが下りの京都や阪神はコース適性が高く、馬券を外したのは12戦のうち菊花賞のみで3−5−3−1に対して、東京は1−0−1−4。

唯一勝ったのが2年前の雨で重馬場だったエプソムC、ラップ的に5F戦になっていて展開が向いたレース。

道中は11秒後半以上のラップは出ているが、その他時計がかかるレースでも前走など上がり最速は出せている。

馬体重が2戦続けて減っているので、当日の馬体重は要注意。

3枠5番ピースワンパラディ牡4 津村明秀56.0kg

前走の湘南Sは2、3着とは差のない競馬にはなっているが、最後もうひと伸びしていて、やや脚を余した印象。

不良馬場でもコンスタントに上がりを出しているが、位置取りの差でなかなか勝ちきれない競馬が続いているように、加速に手間取るタイプということだろう。

特にスタートが悪く最後方になってしまうわけでもないので、ある程度の位置も取れる。

内の馬場が良ければ馬群の中を差せばいいが、そうでない時を考えると枠は微妙だと言える。

3枠6番ダイワキャグニー牡6 内田博幸56.0kg

前走の新潟大賞典はスタートが悪かったこともあり、ジャパンCから3戦続けての逃げから先行、やや控える競馬に。

おそらく前半は掛かり気味になっていて、またトップハンデ57.5kgも重く、ラストの直線ではラスト1F手前までは粘っていたが、それ以上は厳しかった。

近走は番手以下の位置に控えると厳しく、先行勢の多い今走は前半が楽ではない。

重馬場だったジャパンCはハナを取り、後半は12秒台のラップを刻むペースで結構粘れていた。

4枠7番サラキア牝5 石橋脩54.0kg

前走の福島牝馬Sはスタートは出たが、外から先行馬が殺到、結果的に中団の内をロス無く回すも、やや馬群に包まれてスムーズに追い出し出来なかった。

また鞭を打たれてからの反応が微妙だったが、ラストは脚を余したように伸びていたので加速に手間取るタイプ、広いコース替わりはプラス。

スピードに乗ってしまえば速いので、極端な不良馬場にならずスムーズに追い出しが出来れば。

4枠8番マイネルファンロン牡5 三浦皇成56.0kg

5枠9番エメラルファイト牡4 石川裕紀人56.0kg

前走のメイSでは最速地点でのキレ負け、ラストまで大きくは落とさずジリジリとは来ている。

昨年の富士Sも3歳馬ながら56kgを背負い、しかも差し有利の展開の中で先行馬の中では頑張っていた。

前走よりも馬場が渋り、上がりのかかる馬場や展開待ちにはなるが、枠的にはちょうど良い好位の位置は取れそう。

5枠10番マイネルハニー牡7 野中悠太郎56.0kg

6枠11番アトミックフォース牡4 武藤雅56.0kg

前走の新潟大賞典ではハナを取って前後5F59.7−58.9とややスローに逃げ、ラスト4Fから仕掛けるロンスパ戦。

ラスト1Fは12.8秒まで落ちているが、今走は1F距離が短縮されるので問題はラスト4〜2F地点でのラップ、11.5 – 11.2 – 11.4(34.1)。

それほどスピードがあるタイプではないので、ややタフな馬場になってスピードが出づらく、後ろからの差しが届きにくいレースなら面白い。

必ずしも逃げる必要もない馬で、前走のように仕掛けの早い展開でも逃げ粘る力はある。

3走前のウェルカムSは番手から後半は12秒前後のラップ、粘りきれず。

6枠12番シャドウディーヴァ牝4 デムーロ54.0kg

前走のヴィクトリアマイルはほぼほぼ位置取りの差、その前の阪神牝馬Sは内前有利の展開で外差し、しかも苦手なギアチェンジ3F戦で度外視。

3走前の東京新聞杯のような後方からのロンスパ、内でロス無く立ち回って前との差を詰めつつ、イン差しする競馬がベストだろう。

よって少頭数ならいざ知らず、多頭数では枠や道中での位置取りなど展開待ちにはなってしまう面は強いが、舞台適正は高い。

秋華賞が馬場は稍重だがハイペースで後半は12秒前後のタフな展開、やや後方から4着。

7枠13番アイスストーム牡5 武豊56.0kg

前走のメイSに限らずだが基本的に位置取りは後方から、最内をロス無く回し、同じ差しだったレッドヴェイロンと比較して、馬群の中を進める反応の良さや切れ味は持っている。

ただしこのレースは前後4F47.2−11.5−45.6とスローだが、ラストは11.8秒と落ちていて、先行馬のうち2頭が8枠とやや差し有利の展開の中でハマった。

中日新聞杯では差し有利の展開の中、外を回して差してきたがラストは若干落ちているように、脚の持続という意味では距離ロスが響くタイプ。

7枠14番インビジブルレイズ牡6 田辺裕信56.0kg

前走の新潟大賞典を見ても中団で折り合ってもあまり脚は長くは保たないし、トップスピードもやや劣る。

7枠15番ゴーフォザサミット牡5 北村宏司56.0kg

戦績的に東京のような大箱コースの高速馬場巧者、昨年のオールカマーでは高速馬場の中山だったが急坂で失速。

4走前のチャレンジCは適正的に合っていたものの、前半がスローで上がり最速の馬が4頭もいる展開では差し届かず。

今走は馬場的に厳しいか。

8枠16番アンドラステ牝4 岩田望来54.0kg

前走のパールSは中団から上がり最速、新潟の長い直線でも追い出しを我慢しながらラストまで脚を保って1着。

メンバーレベルが上がって頭数も増えてどこまでやれるか、人気次第。

8枠17番レイエンダ牡5 ルメール57.0kg

前走のダービー卿CTは前半が速くて上がりのかかるタフな展開、末脚爆発タイプのこの馬としては意外な好走だが、最内をロス無く立ち回れた事も大きい。

昨年のエプソムCはこの馬が番手につけられるほどのスロー、前5Fは63.9秒と異常で度外視すると、直近で良かったのは富士S

あからさまに差し有利の展開だったので、後方からでは展開待ち、仮に先行したとしても東京新聞杯のように仕掛けが早いと苦しい。

8枠18番トーラスジェミニ牡4 木幡育也56.0kg


6ダイワキャグニー、8マイネルファンロン、10マイネルハニー、11アトミックフォース、18トーラスジェミニといった具合に、外枠や大穴サイドに逃げ先行馬が多い。

しかも梅雨入りして降り続く雨の影響で、流石の東京もある程度タフな馬場になるだろう。

当日の馬場状態はチェックしておきたい所だが、仮に2年前と同じような47秒決着だとすると、前後4Fで47.5−12.0−47.5でも平均ペース。

上がり3Fは最速でも34秒後半程度もありうる。

またもう少しペースが早まって前が潰れる展開になれば、これら先行馬の直後に控えた馬たち、あるいはトップスピードに乗れば速い差し馬。

そうなるとやはりどの位置の馬場が良いのかに注目したいところ。


土曜の時点で不良馬場、東京なのに時計も上がりもめちゃめちゃ掛かる。

先行馬が多いので相当タフな展開になりそうで、後半は終始12秒前半程度のラップで収まり、上がり3Fは最速でも37秒台というドロドロのレースになりそう。

昨年はドスローでの49秒台の決着だが、今年は普通に走って49秒台の決着になりそうで、1:49.5秒だとして前後4Fで48.0−12.5−49.0程度も。

こうなるとスピードよりも断然スタミナ、少なくとも過去重馬場〜不良馬場やタフな展開で、ある程度の位置からでも上がりを出したことのある馬が良い。

◎12シャドウディーヴァ

▲1ソーグリッタリング

△11アトミックフォース

△6ダイワキャグニー

☆9エメラルファイト

消17レイエンダ

◎複勝とワイド◎1頭軸流しの計5点。

レース振り返り

時計は不良馬場にしては意外に速く47秒台の決着、前後4Fで47.2−11.9−48.6とハイペース、上がりは最速でも35.6秒。

3、4コーナーで外を回しながら加速せざるを得なかった差し馬勢が全滅しているように、前、内有利の展開。

雨が途中でやみ、メインの一つ前の10Rでインを付いたサトノフウジンが勝ったことから、馬場が悪くなりすぎて、内も外も馬場差が無かったのかもしれない。

こういう時のレースは直前まで見ておかないとダメだという典型のような例。

本命◎12シャドウディーヴァ以外は先行馬なので、馬の選び方の問題は大いにあるし、穴狙うなら逃げ先行馬からだと金鯱賞でも反省したのだが。

実際、☆9エメラルファイトこそスタート悪く後方からになってしまったが、▲1ソーグリッタリングや△11アトミックフォース、△6ダイワキャグニーらは先行して好走。

16アンドラステのみ、外枠で直線も唯一真ん中辺りを差してきながらアタマ差の4着まで来たので、要注目。

他は正直このレースだけでは分からない。

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