2020/5/3 GI 天皇賞(春)

京都3200m芝外・4歳以上・定量

日曜は雨が降りそうで天気動向は要チェック。

1枠1番モズベッロ牡4 池添謙一58.0kg

前走の日経賞はミッキースワローの後ろに控える位置、前が仕掛けたタイミングで鞭で促す。

4コーナーで外に膨らみながらではあったが、前のミッキースワローを捕らえきれず。

直線では斜行の不利はあったにせよ2着という結果は、食い下がったと言うべきか、差を感じたと捉えるべきか。

2走前の日経新春杯は斤量の恩恵はあったにせよ直線では抜けた走り、ただし展開や位置取りなどは向いたレース。

2枠2番エタリオウ牡5 川田将雅58.0kg

前走の日経賞は掛かりグセもあり、今走出走メンバーの中では一番前の位置に落ち着く。

その中でもラスト4F地点から一番早く仕掛けに動いたが、一つ後ろにいたスティッフェリオ比較で持続負けしたように、仕掛けの早いレースは厳しい傾向。

2走前の有馬記念は先行馬には厳しい展開だったので度外視可能だが、3走前のジャパンCは持続力で逃げたダイワキャグニーにも劣ってしまった。

3枠3番トーセンカンビーナ牡4 藤岡康太58.0kg

前走の阪神大賞典はスタートが悪く最後方、前のユーキャンスマイルを目標にして追走。

勝ち馬を目標に出来たことや、キセキがラスト7Fでペースを早めたこともあり、差し有利の展開にハマった感じはある。

3枠4番ダンビュライト セ6 松若風馬58.0kg

前走のジャパンCは不良馬場を番手で追走も4コーナー時点ですでに苦しかった。

2走前の京都大賞典は楽に逃げて展開ハマるも、ラスト粘りきれずドレッドノータスに差される。

スピードも持久力もそれなりにはあるタイプで凡走はしにくいものの、逆に言えば抜けたものが無いとも言える。

4枠5番ミッキースワロー牡6 横山典弘58.0kg

前走の日経賞はスティッフェリオの後ろの位置に収まると、それが動き出したタイミングで手応えよく追走。

直線の斜行の影響の判断は難しいが、少なくとも後ろのモズベッロを待ってムチを入れられていたのは確か。

2走前のAJCCは故障馬の影響はあったにせよ、後ろのラストドラフトも然り、ギアチェンジの反応は良い方ではないので差されてしまった。

また直線では外に寄れるシーンもあり、馬場の影響もあったかもしれない。

4枠6番スティッフェリオ牡6 北村友一58.0kg

前走の日経賞はスタート良く出るも、ハナや番手すら取らず控える競馬でエタリオウの後ろの位置に。

そのエタリオウが仕掛けたタイミングで4コーナーを外からマクリに行って、ラストは後ろのミッキースワローやモズベッロに差されるも、斤量や展開考えるとよく粘ったと評価したい。

2走前のAJCCは斤量のハンデにタフな馬場で、ステイフーリッシュに終始マークされる展開、早めにペースを上げさせられては逃げ切るには厳しかった。

昨年のオールカマーくらい楽逃げの分かりやすい3F戦なら良いが、基本的に仕掛けが早いと脚は保たない。

5枠7番ユーキャンスマイル牡5 浜中俊58.0kg

前走の阪神大賞典は馬体重+12kgながら要所の反応良かったが、ラストの4コーナーではスムーズに馬群の中を回せたことや、前に厳しい展開利はあった。

それを考慮してもラストの手応えはかなり良さそうで、抜け出してからの方が気を抜かずに追っていたし、キセキが出遅れに加えて暴走したため抜けていた。

高速馬場での鋭い脚が武器なのは3走前の天皇賞秋や一昨年の菊花賞が示しているが、そうすると昨年の天皇賞春の負けは気になる。

外からマクッて直線からの走り方がぎこちないように見えたが、可能性として右回りでは前走や昨年の菊花賞のように、馬群の中を頼った方が伸びるのかも。

5枠8番キセキ牡6 武豊58.0kg

前走の阪神大賞典は出遅れと手に負えない暴走により、流石にラストまでは保たなかったが、2着馬との差は0.3秒と、斤量差も踏まえると実力は抜けていた。

2走前の有馬記念も出遅れはしたが、展開的には差し有利で功を奏した5着。

乗り替わりで仮に出遅れたら、前走とは違い恐らく後ろに控えて末脚に賭ける競馬をしてくるだろう。

もともとは差し脚質でやっていたので問題にはせず、仮にラスト4Fまで脚を溜められたら、軽い馬場での持続力はかなり高いので勝ち負けまである。

6枠9番ミライヘノツバサ牡7 木幡巧也58.0kg

前走のダイヤモンドSは16頭立ての16番人気で勝ち切るという大番狂わせをしてみせた。

良馬場の東京開催にしては珍しく、12秒を超えるラップを淡々と刻むペース、過去の戦績を見ても同じような展開の時に台頭している。

6枠10番メロディーレーン牝4 岩田望来56.0kg

前走の阪神大賞典は惜しむらくは、4コーナーで前から落ちてきたドレッドノータスを交わすのに手間取ってしまったこと。

あれでポジションを下げざるを得ず、ラスト急坂が待ち構えている阪神、しかも内回りでは致命的な減速。

2走前の日経新春杯は最後方から大外を回して外差しも物理的に届かず、距離も短かった。

7枠11番メイショウテンゲン牡4 幸英明58.0kg

前走の阪神大賞典はユーキャンスマイルやトーセンカンビーナらが後ろから中を前に進むのを横目で捉えながら、自身は仕掛けをギリギリまで待つ形。

トーセンカンビーナと比べれば外を回している距離損の分、こちらの方が上と捉えられる。

2走前のダイヤモンドSはミライヘノツバサとの比較で、明らかに4コーナーでのロスが大きく、それでも上がり最速でハナ差の2着は勝ちに等しい。

7枠12番シルヴァンシャー牡5 デムーロ58.0kg

前走の京都大賞典はダンビュライト含む上位2頭や4着ノーブルマーズと比較すると、11.5秒前後地点での4コーナーでの距離ロスが大きく、一番厳しいレース。

相手関係は微妙ではあるが、少なくともエタリオウよりは期待できる。

8枠13番ハッピーグリン牡5 和田竜二58.0kg

8枠14番フィエールマン牡5 ルメール58.0kg

前走の有馬記念はアーモンドアイを常に意識、そのアーモンドアイが仕掛けたタイミングで勝ちに行ったものの、展開的にラストは厳しかった。

そこから直行だが、基本的に間隔を空けて使われるタイプ。


土曜の馬場は先週に引き続き軽め、流石に10秒台は出ないが11秒前半なら出る程度。

日曜は天気が保ちそうなので、馬場も重くならずある程度のスピードは求められるだろう。

キセキが素直にゲートを出れば分からないが、出られなかった場合に逃げ馬候補がダンビュライト、あるいはスティッフェリオくらい。

両者ともにペースを流しての持久力勝負では分が悪いので、恐らくある程度はスローペースになるだろう。

そうなると3コーナーからの下り坂からペースアップする、いわゆる4F戦になり、馬場状況も加味すると11.5〜12秒前後のラップが4F求められる。

ある程度の持久力に加えて、良い脚を長く使える馬を狙いたい。

そうなるとフィエールマンは流石に外せないが、ユーキャンスマイルとキセキは絶対ではない。

特にキセキはユーキャンスマイルと同等の人気は、前走の出遅れを考えたら過剰すぎるようにも思える。

穴サイドは正直、持続力勝負になるのならミライヘノツバサやメイショウテンゲン辺りは面白いが、そうでないなら純粋に上位は出し切れれば強い。

拾うなら最内のモズベッロかミッキースワローになるが、斤量の経験踏まえるとミッキースワローか。

◎14フィエールマン

▲5ミッキースワロー

消8キセキ

◎単勝とワイドの計2点。

レース振り返り

8キセキはすんなりゲートを出て3番手、初め逃げたのは4ダンビュライトに番手が6スティッフェリオ。

ただ一度目の正面スタンド前を通過するタイミングで、阪神大賞典と同じようにキセキが先頭に。

おおよそ1200mを通過するまでは、ダンビュライトが12.5秒程度の淡々としたペースで逃げていた。

キセキが逃げだしてからラスト4F前までは11.6 – 12.5 – 12.1 – 12.2 – 12.7 – 12.5とアップダウンの激しいラップに。

ラスト4Fは11.9 – 11.9 – 11.9 – 12.2と予想以上に時計のかかるタフなラップ推移となった。

キセキは超長距離では抑えが効かず、距離的に流石にラストまでは逃げ切れない様子で、2000〜2500の中距離なら、といった所。

惜しくも2着のスティッフェリオは、キセキのペースに惑わされずに後ろからの仕掛けをギリギリまで待ちつつ、最内を回した好騎乗。

とはいえあそこまで粘れるとは予想以上。

◎14フィエールマンは予想以上に苦しんだが、昨年のグローリーヴェイズとのおい比べでもそうだが、最後まで走り抜ける力強さがある。

▲5ミッキースワローは向こう正面でフィエールマンよりも早く押し上げ、上り坂地点だったのもあったか、直線ではやや伸び負け。

それでも最内を通した7ユーキャンスマイルには先着しており、逆にユーキャンスマイルにとっては内外の馬場差の影響はあったかもしれない。

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