2020/5/2 GII 青葉賞

東京2400m芝・3歳・馬齢

日本ダービーのトライアルレース。

1枠1番フィリオアレグロ牡3 レーン56.0kg

前走の共同通信杯は馬体重+18kgの余裕仕上げのせいか、要所での反応が新馬戦に比べてイマイチだったが、本来はギアチェンジを活かすタイプ。

また別の要因として1800は短かかったようにも見え、距離延長で本来の実力を発揮できるかもしれない。

ただあくまで可能性の話、+600mという距離延長にもかかわらず想定ではかなり人気しそう。

2戦ともテンの遅いレースだったおかげで先行できた感じはするし、最内枠を引いてずるずる後ろにポジションが下がってしまうと苦しい。

1枠2番アラタ牡3 大野拓弥56.0kg

前走の弥生賞は新馬戦でのキレ負けや、その次の未勝利戦のコーナーでの反応の悪さを組み合わせたような競馬。

よりギアチェンジやキレを求められやすい東京は合わないだろう。

2枠3番オーソリティ牡3 ヒューイットソン56.0kg

前走の弥生賞、その前のホープフルSと勝ちに行ってラスト甘くなるパターンが続いている。

ただ血統的には道悪は得意な方なので、敗因はどちらかと言えば良い脚を持続するタイプではないことにあるように思う。

3走前のOPでは3F勝負になって上がり最速33.8秒を出しているが、超高速馬場だった秋の中山で超スローでのもので、むしろ物足らないくらい。

ギアチェンジ性能は長けているので東京替わりはプラス、血統的に距離延長もプラス、問題はすんなり先行できるかどうか。

2枠4番ブルーミングスカイ牡3 北村宏司56.0kg

前走や3走前のホープフルSを見てもゲートは上手くはないが、行き脚はつくので先行できるタイプ。

しかもその2走はスタート後の直線は上り坂で、そこで脚を使ってしまう節はあるし、急坂コースはあまり得意ではない様子。

唯一平坦コースで馬券外だった4走前の京都内回り戦は、やはりスタートが悪く行き脚で番手の中、外から他の馬が捲くっていく中で馬群に包まれて仕掛け遅れたもの。

2400は2走前に経験済み、ホープフルSである程度流れたレースも経験済み、平坦コースの長い直線替わりで前残りの可能性も。

3枠5番ディアマンミノル牡3 蛯名正義56.0kg

スタートが全くダメでいつも後方から、少頭数で何とか差し切っているレースもあるが、馬場が軽かったり縦長だったりするレースでは届いていない。

前走の若葉Sも、サーストンカイドーと同じ上がり時計でば後ろからでは当然とど届かずだが、そもそも自身スローペースでこの上がり時計はキレ負けの証拠。

2400への距離延長でいくらか差しきれる可能性は上がるものの、東京の良馬場では前が止まらない可能性を考慮すると厳しい。

3枠6番レアリザトゥール牡3 武士沢友治56.0kg

新馬戦は芝レースだが、その後はダートに転向、勝ち上がり。

4枠7番ヴァルコス牡3 三浦皇成56.0kg

2走前の東京1800は直線キレ負けしたが、ジリジリ伸びてきていたし、前走2400を経験済みで距離の問題はなし。

ただ血統的にもどちらかと言えば機動力の活きるコース向きにも思えるので、東京コースはあまり向いてないように思う。

自身より内に前にいけそうな馬がブルーミングスカイくらいなので、スタート決まれば先行して持続力を活かしたい所。

4枠8番アビテソーロ牡3 江田照男56.0kg

前走はいわゆる小倉の外差し有利な馬場、しかも前後4Fで48.3−11.8−50.3とハイペースの展開で少頭数の大外マクリがハマった。

血統的にも軽い馬場よりもタフな馬場向き。

5枠9番アイアンバローズ牡3 武藤雅56.0kg

前走のゆきやなぎ賞は行き脚がつかず先行できず、マクル競馬になって大外を回し直線キレ負けした。

京都2000の未勝利戦3戦はある程度の位置取りは取れているので、阪神2400の上り坂スタートに苦労したのだろうか。

京都での未勝利戦のうち勝ち上がれなかった2戦は、内で前が壁で先着された馬に対して追い出しは遅れるも、ラストまで伸ばしていた。

東京は2400は平坦スタートなので先行は恐らく出来るとして、直線キレ負けしないかどうかが心配。

5枠10番ダノンセレスタ牡3 丸山元気56.0kg

東京、阪神、小倉、京都とコースや馬場に関わらず35秒台の上がりを出すも、最速の馬に敗れ2着と苦杯を舐め続け、前走2400への延長で番手から上がり最速でようやく勝ち上がり。

前走は阪神の上り坂スタートで大外枠でも番手に付けられたレースで、あからさまに先行してからの持続力勝負が持ち味。

何か突き抜けていないのも確かだが、万能とも言えるし、未勝利戦での着順でアイアンバローズやヴァルコスらより人気しないなら狙っても良いか。

東京の良馬場で先行出し抜きで弾けることを期待したいが、そういう意味で川田将雅からの乗り替わりはマイナス。

6枠11番フィロロッソ牡3 田中勝春56.0kg

新馬戦は芝レースだが、その後はダートに転向、勝ち上がり。

6枠12番メイショウボサツ牡3 吉田豊56.0kg

勝ち上がるまでの相手はレッドベルジュールやヒシタイザン、リメンバーメモリーなどそこそこ。

前走は4コーナーでディアスティマをスルッと抜いてそのまま抜け出して勝ったのが印象的。

その前の弥生賞はスタート直後に挟まれて最後方、そもそも適正的に急坂も小回りも合っていなかった。

左回りに平坦コース、更に距離延長とプラス要素は多いが、あまりスタートが良い方ではなく、後方一気で差し切れるかは別の話。

7枠13番ロールオブサンダー牡3 田辺裕信56.0kg

今走唯一の逃げ候補、前走の京成杯はスカイグルーヴやヒュッゲら上位人気馬にマークされて厳しい流れになるも、ラスト1Fまで粘っていた。

そもそもタフな馬場に急坂コースは血統的にも合っていない中でよくやったほうだろう。

2走前に+20kgから前走は馬体重を落とさず挑めたし、そこから東京への軽い馬場替わりで楽逃げ出来れば穴を空ける絶好のチャンス。

7枠14番サーストンカイドー牡3 内田博幸56.0kg

前走の中山では4コーナーを最内を回せたので距離的には優位、しかし馬場的には苦しい所だった。

2走前の若葉Sはディアマンミノル同様にキレ負け。

2400への距離延長とはいえ、過去レースの上がりでは物足らないし、中山で最内を回せる器用な馬なら大箱の東京は逆に難しい。

7枠15番フライライクバード牡3 福永祐一56.0kg

昨年の3戦は1800〜2000の距離が短く勝ち馬にキレ負けが続いていたが、2400に延長して、新馬戦よりスタートが良くなってきたこともあり楽勝。

前走も上がり最速だが、相手が弱く、道中のペースもかなり緩い。

血統的にはタフなタイプで東京は馬場が軽すぎるようにも思えるし、デビューからだいぶ馬体重も落としており、前走から中一ヶ月で初輸送と状態不安。

8枠16番プリマヴィスタ牡3 石川裕紀人56.0kg

勝ち上がった未勝利戦はイン差し間に合わずと思ったが、馬群の中をラストまで追ってクビ差で差した。

前走も瞬間的なギアチェンジは無いがラストまでジリジリと上がってきており、適正的にはロンスパタイプ。

2400とはいえ長い直線でのキレを求められやすい東京では、もう少し先行力がほしい。

8枠17番ディアスティマ牡3 津村明秀56.0kg

前走は勝ったメイショウボサツと比較しても初め全く反応せず、4コーナーで後ろから抜かれてしまったが、ラスト詰め寄ったように加速性能が無いタイプ。

あるいはタフな馬場が合わない可能性もあるが、どちらにせよ先行出来てもギアチェンジに劣るので、ペースが流れないことには始まらない。

8枠18番コンドゥクシオン牡3 石橋脩56.0kg

前走は雨から雪になる極悪不良馬場でのレースを、38.4秒でも上がり最速を出して差し切り。

血統的には道悪やハイペースといった持続力の問われるレースを得意としており、先行してこそだが、この馬自体はあまり先行力は見られない。

終始ペースが流れたとしても距離的に厳しく、そもそも前哨戦で落ち着くことも多く、今走の激走は期待できない。


東京は高速馬場でロールオブサンダーの単騎逃げでスローになれば、前残りは高い確率で起きる。

穴目の馬で先行出来そうで、2400という距離に長い直線でも残れそうな馬を中心に選ぶ。

◎10ダノンセレスタ

△4ブルーミングスカイ

△13ロールオブサンダー

消15フライライクバード

◎複勝とワイド◎一頭軸流しの計3点。

レース振り返り

予想に反して△13ロールオブサンダーは逃げずに後方待機。

ペースは4Fごとで47.9−48.9−46.2、ラスト5Fは11.7 – 11.6 – 11.6 – 11.5 – 11.5とスローロンスパ戦になった。

なので基本的に4コーナーで最内を立ち回った△4ブルーミングスカイ、3オーソリティ、1フィリオアレグロにとっては楽な展開。

ただ直線に入ってからは三者三様。

一番前を走っていたブルーミングスカイは抜け出しかけるも、ラストはジリジリ後退し4着、若干時計負け、あるいは持続力に劣ったといったところ。

その後ろのオーソリティは、前が壁と見てやや強引に外に進路を求め、追い出してからはラストまで伸びて差し切った。

一度直線で外に出すまでに減速したはずなので、やはり加減速の上手いギアチェンジタイプで、直線長い東京コースは向いている。

さらに後ろにいたフィリオアレグロは最内をついて上がり最速も、突き抜けるほどの末脚を見せられず。

やはりジリジリとポジションを後退してしまったのは痛かったか。

一方で向こう正面で外から前に進出した7ヴァルコスは、4コーナーも4頭分くらい外を回しながら、しかもその時点で先行位置から直線粘って2着。

予想以上の持続力でオーソリティよりも上のパフォーマンスを見せた。

12メイショウボサツも後方から大外回して厳しかっただろうが、5着は健闘。

15フライライクバードはまたマイナス馬体重、軽い馬場での流れたペースの追走も苦しかったか、ラストの直線の走りは少しバテ気味にも見えた。

◎10ダノンセレスタは4コーナーですでに手応えが厳しく、こちらも追走でいっぱいいっぱいだったか。

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