2020/4/26 GII フローラS

東京2000m芝・3歳牝馬・馬齢

オークス(優駿牝馬)のトライアルレース。

1枠1番エレヴァテッツァ牝3 津村明秀54.0kg

前走は上位3頭の中では唯一外を回しながらも、11.2−11.2−11.5程度の上がりでラスト大きく落とすこと無く差し切り。

新馬戦の内容からも10秒台のハイスピードにはややキレ負けしてしまうものの、そういう意味では2000への距離延長は問題ない。

東京コースの自力での加速性能は未知数ではあるが、穴サイドなら抑えても良さそう。

ただあまりスタートが良くないので、最内枠を活かす競馬が出来れば。

1枠2番セイウンヴィーナス牝3 野中悠太郎54.0kg

前走のクイーンCはインザムービーが大逃げで自身が得意とするロンスパ戦を先行出来て、速い上がりを要求されなかった事が功を奏した。

3走前の赤松賞は完全にキレ負けしているように、単純な上がり3F勝負には弱いが、東京2000mはその展開になる可能性が高い。

ただ+400mの距離延長でそこまでキレは求められないと考え、スタートも良いし内枠ということで、抑えておいても。

2枠3番ウインマリリン牝3 横山武史54.0kg

前走は4コーナー辺りで前から落ちてくる馬の間を、縫いながら加速してスムーズに直線に入る器用な競馬。

先行して粘り込みタイプなので、2走前は距離がやや短くキレ負け、追い出しも前走ほどスムーズにはいかなかった。

直線の長い東京ならスローペースで好走の余地はある。

2枠4番シャンドフルール牝3 田中勝春54.0kg

前走のチューリップ賞は位置取りがやや後ろ気味、最速ラップ10.9秒の地点では恐らくキレ負けしている。

あるいはデビューから徐々に馬体重を落としており、間隔も狭く疲れもあったのかもしれない。

3枠5番ルトロヴァイユ牝3 吉田豊54.0kg

勝ち上がった未勝利戦の後半5Fのラップが11.9 – 12.1 – 11.7 – 11.3 – 11.2、その地点で自身はほぼハナだったので、中山の急坂を難なく加速ラップで勝った。

その後の中山2000は仕掛けが遅く、恐らく加速するのに時間がかかるタイプなのだろう。

前走のゆりかもめ賞も単純な3F戦になってイマイチ伸び切らずに終わったので、淡々とした流れになれば強い。

3枠6番ウィスパリンホープ牝3 横山典弘54.0kg

新馬戦は馬群に包まれて遅れを取ったため差し間に合わずで、前走の未勝利戦も直線の伸びは初めイマイチだったが何とか差し切った。

ただそのレースの勝ち時計が同日のシンザン記念に遥かに劣るし、差し切ったと言ってもレースラップで12.2秒まで落ちていた。

直線長いコース替わりはプラスだが、単純に実力不足に思われる。

4枠7番ホウオウピースフル牝3 レーン54.0kg

前走のクイーンCは久々のせいか前半掛かってしまい、はたまた馬体重+12kgと太め残りだったか、直線もいまいち伸び切らずに6着。

血統的にマイルは距離が短いとは思うので、そこからの距離延長で持ち味の持続力が活きる展開になるか、あるいは先行して自ら作れれば強い。

4枠8番リヴァージュ牝3 大野拓弥54.0kg

新馬戦は中山2000で前半と後半で全く違うペース、前後5Fで64.8−60.0と超スローペース、しかも後半は11.9 – 12.1 – 12.4 – 11.6 – 12.0のラップ推移。

前走は中山1800で11.8 – 11.8 – 11.7 – 11.3 – 12.1と徐々に加速するラップで、恐らくギアチェンジで出し抜く競馬が合っていそう。

そういう意味では府中は先行してギアチェンジ戦になれば化ける可能性もあるが、前走ですら出負けしているので難しいか。

5枠9番スカイグルーヴ牝3 ルメール54.0kg

新馬戦を持ったままで余裕の加速ラップで逃げ切り、前走の京成杯はクリスタルブラックに比べてかなり苦しい競馬だったハズも、牡馬相手に2着。

東京コース戻りで良馬場とプラス要素ばかり、相手もそれほどなのでここは勝ちたいレースだろう。

5枠10番ヒューマンコメディ牝3 武藤雅54.0kg

前走は中山の重馬場でタフだったが12秒前後のラップをラスト5F続けて差し切るも、同日の3歳牝馬戦のアネモネSと比較して時計が平凡すぎる。

ハーツクライ産駒で少なくとも先行力の無い今は、成長を期待するときではないか。

6枠11番レッドルレーヴ牝3 デムーロ54.0kg

前走のフラワーCは外を回したロスもあり、差しきれなかったが前半ペースが流れたことで持続力が活きるレース展開になった。

新馬戦でもフィリオアレグロに対してラスト一馬身程度詰めており、今走も持続力が問われる展開になれば強い。

6枠12番ヴォリアーモ牝3 三浦皇成54.0kg

勝ち上がった未勝利戦は、スタート直後によれて接触しそうだったが、そこからテンでカバー、先行して11.1−11.3−11.5程度の末脚で早めに仕掛けて抜け出た。

前走のゆりかもめ賞は4コーナーでなかなか外に振られてしまったが、末脚の持続は見せた。

7枠13番シャレード牝3 岡田祥嗣54.0kg

前走は単純な3F戦で大外を回されてた距離損を踏まえると馬券内まではギリギリあったか。

瞬発力というよりは先行して粘り脚、前走のように単純な外差しは分が悪く、外枠を引いてしまった今走も厳しいか。

7枠14番テイエムフローラ牝3 古川吉洋54.0kg

前走の毎日杯は内をスムーズに回して他を出し抜きにかかって、徐々に失速してように、直線長いコースは合っていない。

血統的にも内回りを機動力活かして進むか、あるいは新馬戦のように不良馬場をパワーで突き進むタイプなので、今走は適正的に厳しい。

8枠15番ショウナンハレルヤ牝3 田辺裕信54.0kg

前走のフラワーCは内でポレンティアとやりあって接触、着順は度外視するとして、あそこですんなり前にいけない所を見るに、あまり器用とは言えない。

アルテミスSでも出負けしてリカバリーのタイミングで進路が狭くなり、後方へ大きく下げられるなど、重賞では力を出し切っていない。

東京コース適性も距離延長も問題ないと思うが、どちらかと言えば先行して出し抜きたい反面、スタートは良くない。

8枠16番フアナ牝3 ヒューイットソン54.0kg

新馬戦は超スローペースで前のアドマイヤビルゴを捉えきれなかったが、一瞬の切れ味は見せた格好。

前走は逃げ馬がラスト3F目で仕掛けて粘り込みにでたが、コーナーをロス無く回して11.2−11.3−11.5程度のラップで差し切り。

血統的にも距離延長に強い。

8枠17番レッドサーシャ牝3 石川裕紀人54.0kg

前走の新馬戦は4コーナーをロス無く回したものの、直線は前が壁になり追い出しが遅れた。

とはいえレース上がり12.1 – 12.0 – 12.7と速く無かったので間に合った程度。

同日の未勝利戦と比較しても平凡なレース。


東京2000mは特殊なコースで、先行勢は出負けしたらポジションを早々に奪われやすいので読みが難しい。

例えば昨年の天皇賞秋がわかりやすいか。

しかも今走に至っては確実に逃げたい馬もいない反面、先行馬はそこそこいてかなり厄介。

しかも東京の開幕週でただでさえ前有利の馬場、どの馬が前を取れるかで決まる可能性も高い。

となるとスタートあるいはテンの良い馬で内目の枠、その後も2000mまで脚が長く保ちそうな馬を探せば良さそう。

◎7ホウオウピースフル

△1エレヴァテッツァ

△2セイウンヴィーナス

消11レッドルレーヴ

◎複勝とワイド◎一頭軸流し計3点。

レース振り返り

砂が舞うほどの強風で向こう正面では追い風、逆にラストの直線では向かい風だった影響で、前後5Fは58.6−60.1と時計的にはハイペース。

ラスト4Fのラップが12.5−11.8−11.8−12.1と上がり3F勝負にはなった。

△2セイウンヴィーナスはスタートは良かったが、勝ち馬3ウインマリリンに前を譲る形になり、思いの外後ろに下がった。

とはいえ直線の伸びはいまいち、ウインマリリンら前にも馬がいて向かい風は言い訳にはならない位置なので、恐らく距離の問題。

△1エレヴァテッツァはやはりスタート出遅れ、決定的な末脚も無く力負け。

◎7ホウオウピースフルは位置取りは問題なし、直線で前が壁にはなるが風よけにはなった、前が空いてからの反応はかなり良かった。

向かい風である意味持続力を問われたことも功を奏したように思う。

勝った3ウインマリリンは全てが噛み合ったレース、スタート後2番手集団に付けられ、コーナーロス無く立ち回り直線では前に風よけの馬たち。

向かい風でそれほどキレも求められず持ち味が活きる展開になった。

16フアナはホウオウピースフルに似た展開、9スカイグルーヴとの比較で共に加速性能で遅れを取った分、前が詰まってラスト届かず。

また15ショウナンハレルヤと馬体が接触しそうな場面もあったが、それでも上がり最速と持続力は存分に示した。

一方でまたもやすんなりの競馬が出来なかったショウナンハレルヤ。

今走は外枠を嫌って抑えなかったが、結果また不利がありながら4着と実力十分で、いつか必ず穴を空けるに違いない。

スカイグルーヴは直線での加速地点では良かったが、その後の持続がなく、馬格があるわけではないのに馬体重−14kgは流石に影響があっただろう。

11レッドルレーヴは直線向いた段階で前に馬がいなかった影響は少なからずあっただろう。

スカイグルーヴ同様に要所での反応は良かったが、向かい風を常にもろに受けては、直線が長い東京では流石にその直後にいた馬らとの差が出てしまう。

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