2020/4/26 GII マイラーズC

京都1600m芝外・4歳以上・別定

1枠1番インディチャンプ牡5 福永祐一58.0kg

前走の中山記念はかなり余裕を残した仕上げで海外帰り、あからさまに調整の意味合いが強いレース、負けた相手も上位2頭は大阪杯で1・3着と強かった。

今走もどれだけ仕上げてくるかは注目だが、流石にこの相手メンバーでは実力で抜けている。

とはいえ昨年も取りこぼしているし、前哨戦では「見」するのが一番の馬。

2枠2番ランスオブプラーナ牡4 太宰啓介56.0kg

前走はハナを取れはしたが、先行争いがやや激しく、ラストの急坂を迎える前にウーリリに捉えられてしまった。

昨年の毎日杯ではそのウーリリやヴァンドギャルド、ケイデンスコールらを抑えて逃げ切っているが、一人楽逃げだった。

先行争いの激しさの違いもあるが、マイル距離はやや短く忙しい印象。

晴れて良馬場、この時期は高速馬場になりがちなので逃げてそのまま、はこの馬の瞬発力では厳しいので、スローよりも流してしまった方が可能性はある。

3枠3番タイムトリップ牡6 藤岡康太56.0kg

4走前のスワンSは後ろで脚を溜めて溜めて、コーナーもロス無く回し、直線もすっぽりと空いた前のスペースを悠々使って追い出せた。

しかも差し有利の展開でこれ以上無くドハマリした結果で4着。

今走も仮にドハマリしたとしても1600は長いように思うし、馬券内は厳しい。

4枠4番ブラックムーン牡8 松山弘平56.0kg

追い込み一気の馬、前走のダービー卿CTでは前にいたケイアイノーテックと同等の上がり。

また、3走前のリステッド競争の京都マイルでヴァルディゼールとの差を最後まで詰められなかった。

2020年に復帰してから斤量が重く、上がりのかかる馬場ばかりだが上がりはコンスタントに出せている。

ただもともと微妙に渋ったほうが結果が出ているので、今走は軽すぎるか。

5枠5番ベステンダンク牡8 藤岡佑介56.0kg

3走前の京都1800カシオペアSではランスオブプラーナやヴァルディゼールより重い斤量を背負いながら2着と好走。

接戦だったテリトーリアルやソーグリッタリング、デンコウアンジュはGIII級ではあるが直近で馬券内に来ている。

2走前のチャレンジCは単純に2000という距離が長かったように思うし、前走は中2週の連戦の疲れもあっただろう。

あるいは2戦とも速い上がりや速いスピードの持続を求められて厳しかったとも捉えられる。

休み明けでリフレッシュ、ハナか番手の位置、馬場が軽ければ仕掛けを極限まで遅らせられればそのまま残る可能性はある。

5枠6番ロードクエスト牡7 松若風馬56.0kg

久々に12頭立ての頭数少なめのレース、それこそ2年前の11頭立てだったスワンS以来で斤量56kgもその時以来。

3走前のオータムHは大外を回されて厳しかったが、その前の関谷記念では31.9秒の上がりを出せている。

タフな馬場だった2走前のスワンSと+18kgの馬体重で挑んだダート戦を経て、久々に軽い芝に戻って弾ければ。

6枠7番ヴァンドギャルド牡4 岩田望来56.0kg

前走の東京新聞杯は直線はラストまで詰めてきていたので、恐らく出遅れなければ良い位置から前に詰まること無く追い出して勝ち負けしていただろう。

昨年のアーリントンCでも最速ラップ11.0秒地点でジリジリ後退しているところからも、良い脚を長く持続するタイプ。

後方からでは脚を余しがちなので、先行して粘り強さを見せられる展開にしたいところ。

6枠8番カルヴァリオ セン7 幸英明56.0kg

近走は1200を使ってきているので、過去の傾向から恐らくスタートダッシュがついてそのまま前に出ていく可能性がある。

オータムHくらい超高速馬場ならそのままゴリ押しできる可能性も無くはないので、京都の馬場は要チェックだが、+400mの距離延長で保つかどうか。

7枠9番リコーワルサー牡5 真島大輔56.0kg

地方出身、中央芝でも2戦経験はあるがそれだけ、厳しいだろう。

7枠10番ヴァルディゼール牡4 北村友一56.0kg

たまたま京都マイルでは全勝となっているが、昨年のNHKマイルCは仕掛け所でキレ負け、アーリントンCは掛かりっぱなしでラストも馬群に包まれたり他馬と接触などがあった。

それでも最後まで脚を持続しており、恐らく京都は4コーナーから直線に向けて馬がバラける事と、馬場が高速すぎないのが良かったのだろう。

前走は休み明けで+16kgとそこからの上積みも期待できるし、頭数も多くないなら期待しても良いが、やはりキレ負けが心配。

8枠11番フィアーノロマーノ牡6 川田将雅56.0kg

前走の阪急杯その前の阪神Cも本命にして共に2着、先行して出し切るのがこの馬のベストで、急坂を苦にしないパワーがある。

近2走は共にスタート出負けしていて、1400での先行が叶わない中でもGII級の相手ならやれている。

ただやはり切れというよりはパワータイプ、圧倒的に急坂での成績が良いのも気になる。

8枠12番レッドヴェイロン牡5 浜中俊56.0kg

前走の東京新聞杯はスタートそこそこ決めて道中は中団後ろに控え、直線は馬群の中を選択して追うもいまいち伸びず。

2走前のリステッドでは馬群の中でも問題なく伸びていたので、もしかしたら東京のような軽すぎる馬場ではキレ負けしているのかも。

実際、東京では33秒台の上がりを出すも最速ではないが、一昨年のアーリントンCなど阪神や京都では34秒台の上がりだが最速。

あるいは加速が苦手なタイプで、加速地点が下り坂の阪神や京都が得意な可能性もある。

少頭数はプラス、キレもあるのであとは追走だが、最後方までは下がらず中団くらいに位置どれれば。


土曜の馬場は明らかに高速馬場で、10Rのマイルでは前後4Fで49.0−45.2と超スローとはいえ、上がりが32秒台に入るほど。

これは前後4Fで48.5−44.1、上がりは最速で32秒フラットだった去年のマイラーズCに近いレベル。

今年も去年のグァンチャーレのように、超スローに落として逃げる馬がいれば再現もある。

今走の逃げ馬候補は2ランスオブプラーナ、5ベステンダンク、可能性として9リコーワルサーまで。

番手から先行に関して通常なら1インディチャンプ、7ヴァンドギャルド、11フィアーノロマーノ辺り。

ハナは恐らくランスオブプラーナだが、ベステンダンクが番手でマークする形で楽逃げとまではいかないだろう。

仮にペースがある程度流れたとして、前後4Fで46.0−46.0程度だったとしても、ラスト3〜4Fは平均で11.5秒の末脚を求められる。

ランスオブプラーナもベステンダンクもそこまでの脚を長く続けられるかどうかは怪しい。

またスローに落としたとして、前後4Fで48.0−44.0程度だったとしたら、上がり3Fは32秒台に入るわけで、ハナでも33秒、2頭ともそこまでの瞬発力は無く、勝機はさらに遠のく。

よって逃げてそのまま粘れる馬は今走に限ってはいないだろうが、ペースは流れると予想。

となると番手以降は11.3秒程度の末脚、上がり3Fで遅くとも34秒を切る脚が求められる。

今走は12頭立てと多くはないので、ペースが流れても追走に苦労しない馬なら後方からでも来れそう。

◎12レッドヴェイロン

△6ロードクエスト

消11フィアーノロマーノ

◎複勝とワイドの計2点。

レース振り返り

消の11フィアーノロマーノは故障により競走除外、消し馬は該当なし。

前後4Fで47.2−45.2と流れた場合と超スローだった場合の2つの予想の丁度中間程度の、それでも超スローペースに。

これでは後ろからは厳しく、◎12レッドヴェイロンも△6ロードクエストもよくやってくれた方だろう。

ただ2頭とも4コーナーまでは内外の後ろから2番手の位置だったが、コーナーリングと直線向いた時点で明暗が分かれた。

レッドヴェイロンの方が反応がいまいち、もともと加速は苦手なタイプではあるが、上がり3Fのレースラップが11.3−10.9−11.6と10秒台、キレ負けしたか。

一方でロス無く内を回したとは言え反応の良かったロードクエスト。

十分健闘も、スタートで立ち上がって最後方だった7ヴァンドギャルドの末脚には敵わなかった。

そのヴァンドギャルドは上がり最速32.7秒、個別ラップで11.1−10.8−10.8程度と結果的に脚を余した形。

より上位を狙うならやはり先行して出し切る競馬をしないと。

後ろからでは届かないということは前が残るわけで、前日の福島牝馬Sに引き続きこちらも選択ミス。

思いの外スローになったこと、やや離れた番手の位置で進められたこと、これらが相まって5ベステンダンクの粘りが決まった。

10ヴァルディゼールはやはりキレ負け、レッドヴェイロンと同じくコーナーでの反応が他に比べて悪かった。

1インディチャンプはフィアーノロマーノが出走取消でヴァンドギャルドも出遅れ、正直相手になる馬がいなかった。

内枠であの位置を取れてしまったら当然勝ち負け、中山記念からの2戦目というのもあり動きも抜群。

安田記念が楽しみだが、このレース自体は参考にはならないだろう。

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