2020/4/25 GIII 福島牝馬S

福島1800m芝・4歳以上牝馬・別定

今週は何とか天気は持ちそう。

現在の出走登録馬に重複込で中山牝馬S組が8頭、愛知杯に出走した馬が6頭、ターコイズSに出走した馬が5頭。

その全てに出走しているのはデンコウアンジュのみ。

中山牝馬Sは雪の降る不良馬場での開催にもかかわらず、ラスト4F地点が最速ラップで11.6秒、上がり3Fのラップは37.8秒と異常なまでにタフな展開。

愛知杯は変速開催で中京ではなく小倉、重馬場の中、前後5Fで60.1−61.0と淀みないペース、上がり3Fは37.0秒と小倉らしいタフで差しの決まるレース。

ターコイズSは中山ながら馬場が軽く、前後4Fで45.4−46.8とハイペースだが、上位3頭の4コーナー地点は番手以上と、前が止まらない展開で差し届かずのレース。

1枠1番エスポワール牝4 池添謙一54.0kg

前走の中山牝馬Sはやや出負け、中団の外に付け追走、ラスト3Fでマクルように進出、3・4コーナーでは5・6頭分も外を回すほど距離ロスしている。

雪で見づらいが、フェアリーポルカとの比較で直線入ってからの反応でやや遅れを取ったように見えるが、ラストまでジリジリ来ていた。

2走前のターコイズSはスタートが良く、コントラチェックらを行かせて好位に控え、ラスト3Fで仕掛けていき、そのまま押し切った形で展開面はハマった。

タフな馬場も小回りも苦にしないタイプで、後方からでは脚を余しがちなのであとは先行できるかどうか。

1枠2番フィリアプーラ牝4 丸山元気54.0kg

前走の中山牝馬Sは後方から2頭目、コーナーも内を通さずロスを覚悟で外を回すもスムーズさを欠き、直線を向いた瞬間では最後方、これは度外視しても良い。

2走前のターコイズSは最後方の追走で脚を溜められたことと、直線ではデンコウアンジュを目標に付いていけば良かったことが大きく上がり最速。

ハービンジャー産駒らしく、スムーズに加速さえ出来れば良い脚を持続出来るので、単純な3F戦になりにくい小回りコースはハマる余地が十分ある。

2枠3番サラキア牝5 吉田隼人54.0kg

前走の愛知杯は他が仕掛けていくタイミングで、前にいたランドネが下がってきてしまい、流れに乗り損ねてからは追ってもいなかった。

2走前のエリザベス女王杯は超スローの4F戦、直線で前が詰まりクロノジェネシスに遅れを取るも、ラストは少し差を詰めていた。

直線での器用さはあるがコーナーでは内で包まれる事が多いので、先行するか後方からならマクル競馬、馬場は軽いほうが良い。

2枠4番アロハリリー牝5 中谷雄太54.0kg

前走の小倉大賞典は最内を回すも仕掛けどころで反応悪く、前から下がってきた馬らに追い出しも遅らせられ、しかも外が伸びる馬場で色々と噛み合わず。

2走前の愛知杯は先行勢には厳しい展開、馬場状況だったとはいえ、ラスト1Fは流石に失速しすぎているようにも映る。

恐らくハーツクライ産駒らしい加速に手間取る大トビタイプ、4走前のOP戦のような常に流れた展開での先行抜け出しがベスト、馬場は軽いほうがベター。

馬群に包まれると厳しいので、ローカルでの多頭数レースは適正的にあまり期待できない。

3枠5番リープフラウミルヒ牝5 丹内祐次54.0kg

基本的にはスピードは無く加速性能に乏しいので、基本的には直線短いコース、ワンペースな展開巧者で、血統的にも舞台適正は悪くない。

今走は相手に先行馬が多いので恐らく後方から、1800なら3走前のモルフェオルフェとの比較で逆転も可だが、それまでと言えばそれまで。

3枠6番カリビアンゴールド牝6 秋山真一郎54.0kg

前走の中山牝馬Sはスタートが良く、外にコントラチェック、内にこの馬とほぼ常に同位置だったが共に沈んでいった、ここは流石に度外視しても良いだろう。

昨年のクイーンSでは一瞬の切れという意味では最速ラップの11.1秒地点では見劣りしたが、ラストまで良い脚を見せた。

ステイゴールド産駒だがこの馬自体はあまりパワータイプではなく、戦績を見ても急坂より平坦巧者。

4枠7番マルシュロレーヌ牝4 坂井瑠星54.0kg

過去全てのレースで上がりが35秒台と一貫しており、前走はロス無く内を回して差しているのに対し、その前は大外を回して差し切っている対照的な競馬。

ツーターンのレースでは3戦3勝からも、コーナーリングの上手さが際立つし器用な馬なのは確か。

前走勝ったランブリングアレーはコントラチェックやラヴズオンリーユーには劣るが、弱いわけではなかったので、この馬の成長力に期待したい。

4枠8番ダノングレース牝5 斎藤新54.0kg

前走のターコイズSはデンコウアンジュの外を回されたので、ラストの伸び負けはその差もあっただろうが、後方からの追い込みにしてはラストの伸びはいまいちに映る。

昨年の福島牝馬Sはスタートで遅れ最後方、ラスト3F付近でマクリにかかるもその地点でのラップは11.5秒前後、明らかに脚を使いすぎるも何とか3着確保は相手に恵まれた。

スタートが悪く先行できないので、昨年同様マクル競馬に賭けるしかないが、昨年に比べると相手強化でしかも多頭数、どこまでやれるか。

5枠9番レッドアネモス牝4 酒井学54.0kg

前走の中山牝馬Sはエスポワールの内で追走、コーナーはロス少なく内を回せた一方で、直線で前から下がってきた馬を避けるためにやや追い出しが遅れた。

反応は悪くもラストまで詰めてきていたのし、3走前のラジオ日経賞でも不良馬場に苦しんではいたが、その時よりも走れていて成長を感じる。

多頭数の中での器用さは期待出来ないが、後ろから差しきれるほどのキレも無いので、先行出来るかが鍵。

5枠10番ハーレムライン牝5 柴山雄一54.0kg

4走前のターコイズSは後方から、フィリアプーラよりは距離ロス無くコーナーを回したにもかかわらず、直線イマイチなのはキレ負けしたか。

その後もリステッド競争での苦戦も続いており、流石にここは実力で劣るか。

6枠11番デンコウアンジュ牝7 柴田善臣55.0kg

前走の中山牝馬Sはコントラチェックを除くと他より3kg重いトップハンデ、といっても近走は大体それくらい。

レース自体はエスポワールの後ろを追走する形で3・4コーナーから直線も後追いでラスト並ぶも、差せそうで差せず。

2走前の愛知杯も56kgのトップハンデ、道中常に最内をピッタリ、4コーナーも距離ロス無く、恐らく一番脚をギリギリまで溜めることができた。

3走前のターコイズSも56kgのトップハンデ、道中は内を立ち回りつつ4コーナーで一気に外に持っていき追い出すも届かず。

福島牝馬Sとの相性は良くハマれば強いが、こういう馬は人気サイドでは買いたくないタイプ。

6枠12番モルフェオルフェ牝5 木幡育也54.0kg

前走の中山牝馬Sはハナを取って逃げる形、番手のリュヌルージュに常にマークされる展開でしかも仕掛けを早めさせられ、馬場的にも展開的にも相当厳しい中でラスト1Fまでよく粘った。

3走前の愛知杯は4コーナー地点ですでに厳しく、2000mは単純に長い印象。

今走も恐らくハナを主張して淡々とした流れを作るだろう。

7枠13番リュヌルージュ牝5 団野大成54.0kg

前走の中山牝馬Sは番手から距離ロスも最小限に抑えながら早めに仕掛け、粘りに粘って2着と健闘したが、斤量50kgの軽ハンデだったのは無視できない。

上がりのかかる馬場が得意でレース上がり37秒前後のレースではホープフルSを除き5戦全て4着以内。

前走の反動で人気するなら消し。

7枠14番フェアリーポルカ牝4 和田竜二54.0kg

前走の中山牝馬Sは後ろのマクル仕掛けを待ちつつ、前のスペースも確保しつつが可能な最良のポジション。

コーナーロスも小さく収められたし、直線向いた瞬間の反応も一番良く、上手く出し抜いた形で、他と比べて展開面でハマったのは確か。

2走前の愛知杯は馬群の中でも小さいスペースを付いて上手く流れに乗ってはいたが、アルメリアブルームやデンコウアンジュとの比較でラストはやや離された。

4走前の紫苑Sのようにそのままの流れで追い出しできれば強いが、どうしても展開面に依存する部分はある。

8枠15番ショウナンバビアナ牝4 鮫島克駿54.0kg

小回りよりも大箱直線コースで結果を出していて、前走の東京を見てもフットワークが大きく、一方で5走前の中山ではその良さが消えている。

その点、外枠を引けたのは良かったが、今走は先行勢が多めで相手も手強いので難しいだろう。

8枠16番ランドネ牝5 西村淳也54.0kg

前走の愛知杯は3番手の位置から3コーナー地点で徐々に下がってしまい、先行勢には厳しかったとはいえ、明らかに何かしらの条件があったのは明白。

恐らく馬場がタフすぎて保たなかったのだろう、過去の好走パターンもほとんどがスローペースに偏っている。


どの馬が逃げるか読みづらいが、候補は12モルフェオルフェ、15ショウナンバビアナ、16ランドネの3頭か。

また行き脚がつきそうなのは4アロハリリー、6カリビアンゴールド、13リュヌルージュ辺りで、とりあえず上記3頭と合わせて穴目の馬あるいは外枠の馬が多い。

すんなりと前が決まりそうもなく、前半は割と淡々と流れそう。

あとは当日の馬場状態を加味して、前が残るのか差しが決まるのかで決め打ちしたい所。

当日の馬場はやや軽め、ペースが流れることを考慮すると1分46.5秒程度の決着、前後4Fで47.0−12.0−47.5辺りか。

後ろからだと最速で上がり3F35〜35.5秒くらい、最速では11.5秒程度で12秒前後の脚持続が要求される。

エスポワールを除けば上位に不安を残すということで、穴目を狙っていきたい。

◎2フィリアプーラ

△7マルシュロレーヌ

消3サラキア

◎複勝とワイドの計2点。

レース振り返り

予想よりややスローも、前後4Fで47.4−12.2−47.2なので許容範囲内、前の隊列もほぼほぼ予想通り。

◎2フィリアプーラは4コーナーで前の勝ち馬14フェアリーポルカらに詰まって減速したのが痛かった。

直線入ってすぐ外側によれたりするも、ラストはジリジリ伸びていただけに勿体ない所だが、ここまで後ろからでは、一層展開に依存してしまうという事か。

そもそも直線でよれて接触しそうになった相手が△7マルシュロレーヌで、共に最後方勢の中では馬群の中を通して前には進めた方。

逆に勝ったフェアリーポルカはかなりスムーズに追い出せたし、器用さも武器に上がり最速で差し切り。

今走はある程度ハマった形ではあるとは思うが、器用な馬はある程度展開に左右されない強みがある。

5リープフラウミルヒは内枠の各馬の出足が遅く、思いの外まえに位置どれた事が大きい。

もともと適正的にはバッチリだし、展開も後半はワンペース、追い出しがスムーズに出来る位置を取れた時点で期待は持てた。

15ショウナンバビアナを交わす為に外を回した間に、勝ち馬に抜かれてしまったのが惜しい。

16ランドネは予想以上の粘り、番手の位置で後ろの仕掛けを待てるだけ待てたのは大きいし、馬場もそこまでタフではなかった。

平坦コースで馬場が軽めの時は、後ろの馬ではなく前の馬に賭けるべきだということか。

6カリビアンゴールドは想定よりも後ろの位置取りになり、スムーズに追い出すためには大外を回さざるを得なくなったのが、ラスト届かなかった要因。

スタート後の直線で9レッドアネモスに前を塞がれたわけだが、福島のスタート地点が上り坂だった影響もあるか。

3サラキアはフィリアプーラと同じく4コーナーで前が壁に、追い出しが遅れては仕方ない。

1エスポワールは馬体重−12kgで輸送減りだったか、カリビアンゴールドと比較しても異常に反応が悪かった。

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