2020/3/29 GI 高松宮記念

中京1200m芝・4歳以上・定量

枠次第、馬場次第、天候次第、生粋のスプリンターよりもマイル組ら距離短縮が多く難しいレース。

10時ころまで雨降って不良馬場も、昼から晴れて内が乾いてくるのだろうか。

かなり馬場読みが難しくなった。

1枠1番ステルヴィオ牡5 丸山元気57.0kg

前走の阪急杯で1400は初だったが、出遅れて後ろから最内を回してロス無く、直線は馬群に包まれるも、前が崩れる展開で5着。

テンのスピードが無いので初めての1200では恐らく後方から、内乾きに賭けて徹底的なイン差しを狙っても、前の馬も同じような所を走れば包まれる。

ココ最近馬体重がどんどん充実しており、パワー系に振れてきていれば道悪は悪くないと思うも、最内枠では活かしきれないかな。

1枠2番アウィルアウェイ牝4 松山弘平55.0kg

前走のシルクロードSは出負けするも、前崩れの展開に助けられ外差しを決めた理想の競馬。

4走前のCBC賞での不良馬場でも上がりは出せているので、道悪は良いがステルヴィオ同様イン差しとなると前が壁になる可能性も否めない。

かと言って外差しに切り替えて、グランアレグリアやタワーオブロンドンといった外差し勢を後ろから差せるかと言えば、難しいだろう。

2枠3番ダイアトニック牡5 北村友一57.0kg

前走の阪急杯ではスタートが良くニシノラッシュのハイペース逃げにも付いていき、ラスト1F地点では先頭に立っていたので1200は問題ないだろう。

気になるのは馬体重−14kgで、その前の+12kgを考慮しても叩きレースながら絞りすぎている印象で、そこから1ヶ月以内の今回、前走がメイチの可能性も否めない。

今年の京都金杯でも昨年のスワンSでも時計が多少かかっても好走していて道悪は問題ないだろうが、直線で坂のある中京コースは合ってはない。

2枠4番ティーハーフ牡10 国分優作57.0kg

前走のオーシャンSは出遅れて覚悟を決めたイン回しからの外差しも物理的に届かず。

高松宮記念は毎度好走するが、全てイン差しを決めてのもので今走はインが開くかどうかが難しい。

ここだけはそれまでの凡走関係なく走るとはいえ、近年とは状況が違うので同じようにいくのかどうか。

3枠5番ラブカンプー牝5 酒井学55.0kg

近2走は先行せず後ろからの競馬も功を奏することはなく、脚を溜めても上がりを出せていないので、先行したほうがまだ可能性はある。

3枠6番ダノンスマッシュ牡5 川田将雅57.0kg

前走のオーシャンSは出遅れるもテンでカバー、スプリンターズSよりも前に付けられた分、また前のナックビーナスのおかげもありスムーズに伸ばせた。

そして今走の枠も前走と同じく先行勢が外に集まり、自分は昨年の高松宮記念とは違い内めの枠になった事で流れは向いている。

札幌1200のキーンランドCでも問題なく走れているので道悪も関係なし。

4枠7番グルーヴィット牡4 岩田康誠57.0kg

ダートデビューでそのデビュー戦から勝ち上がっている馬も多々いるので、道悪は問題にしないだろう。

好走している重賞2つのファルコンSでも中京記念でもどちらもレースラップが終始11秒台、初めての1200への距離短縮は時計がかかれば問題なさそう。

しかも共に中京コースというのも良く、坂での加速が得意なことが伺える。

4枠8番グランアレグリア牝4 池添謙一55.0kg

前走の阪神Cはかなり強い競馬で、結構展開が向いていたレッツゴードンキやフィアーノロマーノ辺りを完封している。

内に先行できそうな馬が少ないのも今走は向いているし、前走の感じから1200への距離短縮は問題ない。

タフな馬場での出走経験が無いので、道悪でもスピードを出せるか、あとはテン乗りで実力が出し切れるかが問題。

5枠9番タワーオブロンドン牡5 福永祐一57.0kg

前走のオーシャンSは前哨戦仕上げに斤量のハンデありと、何かと理由づけの出来る3着。

キーンランドCでも上がりを出しているので道悪は問題にしないが、乗り替わりに不安がある。

枠も真ん中過ぎて逆に気になるし、一番充実している馬だとは思うが不安要素も無くはない。

5枠10番アイラブテーラー牝4 武豊55.0kg

2走前の京阪杯は前崩れの差し決着と展開は向いたし、ワンペースでギアチェンジは問われなかったのも大きい。

阪神でも京都でも上がり最速を出せていて、前走も時計がかかる中上がりを使えている。

ただ中京コースでギアチェンジが問われやすい点と、枠が微妙な位置なのでどうか。

6枠11番クリノガウディー牡4 和田竜二57.0kg

上り坂での加速が得意なので、中京記念で好走したように中京コースは合っている一方で、前走の阪急杯はワンペースでしかもハイペースを先行して粘り切れなかったがよくやれていた。

初めての1200mだが、道悪で一踏ん張りが求められるなら問題にしない距離。

隣にテンの早いセイウンコウセイがいるので、それを目標にある程度の位置に付けられると良いが。

6枠12番セイウンコウセイ牡7 幸英明57.0kg

なぜか中京1200では好走する馬という印象が残るが、前走のシルクロードSでは+12kgに斤量58kgで先行に厳しい展開も好走と、近走は普通に強い競馬が続いている。

昨年の不良馬場でのCBC賞やダートも走るのでパワフルさも兼ね備えている。

ただ枠が今走は外目なのは、今までの高松宮記念とは違う点で気になる所ではあるが、すんなり先行出来れば関係ないか。

7枠13番ダイメイプリンセス牝7 秋山真一郎55.0kg

前走のオーシャンSは思いの外走っていたが相手が相手と言った所で、やはり走るのは夏か。

新潟のような平坦巧者なので中京1200との相性も良くない。

7枠14番モズアスコット牡6 デムーロ57.0kg

1200は初で、海外遠征予定から急遽参戦、そして久々の芝。

前走のフェブラリーSを制するくらいなのでパワーはあり道悪は問題ないだろうし、芝スタートだったので、久々の芝もあまり関係は無さそう。

突然の参戦は気になるが、間なしで安田記念を制した事もあるくらいで、使い詰めは関係ない。

7枠15番ナックビーナス牝7 田辺裕信55.0kg

近3走がとても良く、前走のオーシャンSは展開的にはハマっていたとは言え、いい走りだった。

とは言えオーシャンSは4年連続2着と高松宮記念の叩きとしていつも成績は残しているし、今年は残念ながら外枠。

道悪は問題にしないが、前哨戦の結果に良くも悪くも高松宮記念は左右されない結果を出しているので、冷静に判断したい。

8枠16番モズスーパーフレア牝5 松若風馬55.0kg

前走のシルクロードSが逃げて強しの内容だっただけに、この枠は昨年に引き続き残念。

ただ昨年はOPクラス以上をたくさん使ってからの本番でスタートが悪かったというのもあり、今走は転じて余裕のあるスケジュールである。

結果的にスプリンターズSも叩き2戦目で結果を出せているし、鞍上も継続する今走は案外狙い目かも。

8枠17番シヴァージ牡5 藤岡佑介57.0kg

ダートからの転向で前走の小倉重馬場での好走から、明らかに道悪のほうが走る。

とはいえ相手に恵まれていた事もあり、また前走ほどの道悪にはならず大外枠というのも、内が乾いてきたらマイナス。

8枠18番ノームコア牝5 横山典弘55.0kg

1600未満は初、ハービンジャー産駒で距離短縮は血統的には明らかにマイナス、しかも大外枠。

道悪は問題ないし、枠は内が乾いてなければむしろプラス材料になり得るが。


昼前に雨がやみ、不良馬場から重馬場へ、7Rの芝1200mのタイムが1勝クラスで9秒4と確かに時計は掛かっているが、極端でもない。

現状は外差しが良さそうだが、このあと内が乾いてくればむしろ内が空いてイン差しの決まりやすい、あるいは逃げ先行有利の展開になる可能性もある。

要するにさっぱり分からない、読みの難しすぎるレースに。

9Rを見る限り、内乾きは間に合わず外差しが決まる馬場のまま行きそうな雰囲気で、内より外めから差しが決まりそう。

長い直線で坂の上りでも加速して好位差しの出来る馬を選べば良さそうか。

◎8グランアレグリア

○9タワーオブロンドン

▲14モズアスコット

△12セイウンコウセイ

△15ナックビーナス

☆11クリノガウディー

消6ダノンスマッシュ

◎複勝とワイド◎一頭軸流しの計6点。

レース振り返り

降着はあったが、仮に進路妨害と取られた☆11クリノガウディーの斜行が無ければ、◎8グランアレグリアは4着と差し届かずだった可能性が高い。

要するに外差し馬場、展開と読んであえなく撃沈。

レースラップは34.2−34.5のスプリントとしては超スロー、結果的にはモズスーパーフレアがまんまと逃げ切った形になる。

また重馬場発表だったが、グランアレグリアやシヴァージが上がり最速33.1秒を出しているように、ややタフ程度で恐らく内は乾き始めていた。

あからさまな逃げ先行有利で内有利の馬場、展開で唯一外から差してきたグランアレグリアは実力が化け物だということ。

この馬が複勝2倍台付くレースなど、後にも先にも今回だけだろうから、そこを取れたことで、個人的には良しとしたい。

同様にモズスーパーフレアも今後ここまでのオッズは二度と付かないだろう。

レースを見るとまずスタートは先行したい、ダイアトニック、ラブカンプー、クリノガウディー、△12セイウンコウセイ、モズスーパーフレアはテン良く前に。

逆にダノンスマッシュ、グルーヴィット、グランアレグリア、△15ナックビーナス辺りはちょっとスタートがあまり良くなかった。

内のステルヴィオやティーハーフも良かったのは意外で、ダノンスマッシュにとっては、内、前、外に囲まれてコーナリングがやや窮屈に見えた。

中京の直線上り坂が最速ラップで、そこでしっかり加速出来ていたのが結局は前の3頭のモズスーパーフレア、ダイアトニック、クリノガウディー。

特にクリノガウディーは斜行で降着してしまったものの、やはり上り坂での加速性能は抜けていた。

ダイアトニックは枠や展開利はあってややハマった感はあるが、思いの外要所での加速が出来ていて、高速すぎない馬場も合っていそうな走り。

これらと比較するとダノンスマッシュは完全に見劣りキレ負け、タワーオブロンドンもそれよりはマシ程度。

ダノンスマッシュは単純にキレ負けだろうが、タワーオブロンドンはもしかしたら高いレベルでは、高速馬場ならともかく長い直線が合わない可能性。

セイウンコウセイも同じくキレ負け、タフな馬場は良かったが流石にスロー過ぎたが、良くやった方だろう。

▲14モズアスコットはスタートから後ろで、ダート1600から一転芝の1200では流石にペースについて行けなかったということ、まあ仕方ない。

グランアレグリアと同等の上がりを外差しで見せた17シヴァージと7グルーヴィットは今後が期待できるニューフェイスと言ったところか。

2頭ともほとんど同じラップを刻んで上がってきており、タフな馬場での持続力を示した。

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