2020/3/14 GIII ファルコンS

中京1400m芝・3歳・別定

登録馬数が多いので、予想人気上位順に見ていく。

中京1400は初め緩やかな上りで、直線は400mとやや長めでしかもやや上り坂なので、中盤でややペースが緩みやすい。

よって1200+1Fというより1600−1Fのイメージで、距離延長組よりは距離短縮組が良さそう。

ただ今走は逃げのビアンフェが出走予定ということで締まったペースにはなるだろうから、時計の裏付けはほしい所。

1枠1番ウイングレイテスト牡3 ミナリク56.0kg

前走の朝日杯FSでは一つ前にいたトリプルエースとの比較で、1400m地点ではほぼ同じ位置だった。

その前のデイリー杯2歳Sでもトリプルエースと比較するが、イン差しが決まった分の着差と見るとほぼ互角か。

デイリー杯はハマった感じはあって、基本は朝日杯のような先行出し抜きの方が適正値は高いと思う。

1枠2番ヴェスターヴァルト牡3 菱田裕二56.0kg

ビアンフェと競り合いになった未勝利戦が強く、逃げるビアンフェのペースにあと一歩まで詰め寄った。

勝ち上がった未勝利戦も札幌のタフな馬場、残り1Fで1.5馬身差を差し切ったかと思えば、その次は中山で上がり33.9秒を出せるスピードもある。

前走の東京1400は内で控える形にして直線での追い出しこそ遅れたが、器用に外へ出してからの持続力は悪くない。

2枠3番エグレムニ牡3 岩田望来56.0kg

前走や京都1400の1勝クラスでは直線最後まで落ちそうで落ちない持続力が持ち味に見える。

そういう意味で前走の外枠、あるいは朝日杯FSのような外回しての差しは向いていない。

ただ共にスタートが良くないのが原因で、1勝クラスも同様だったがたまたま内が空いていて取り繕えた。

2枠4番セイウンパワフル牡3 斎藤新56.0kg

勝ち上がった不良馬場の未勝利戦の走りが不器用ながらパワフルな感じなので、クロッカスSでも明らかにキレ負けしていた。

2走前のように後ろからではイマイチなので、最内枠を引き当日雨が降って不良馬場までになれば面白いかも。

3枠5番トリプルエース牡3 藤岡康太56.0kg

前走の朝日杯FSは流石にビアンフェの速い流れにラスト失速してしまったが、1400m地点をおよそお21.2秒程度と十分ではある。

その前のデイリー杯2歳Sでは仕掛けが遅れてのバテ差しのような感じ、さらにその前の小倉2歳Sは少し短かった。

上がりのかかる展開や馬場のほうが得意な成績で、1400への距離短縮は前走のハイペース追走を見れば問題なし、あとはゲート出られて先行出来れば。

3枠6番シャインガーネット牝3 田辺裕信54.0kg

前走のフェアリーSはスマイルカナのジャスト平均ラップに番手で追走したが、ラスト1Fでバテ差しを許した形。

その前の赤松賞では11秒前半の脚を長く使えているが、中盤は3Fも12秒前半まで緩んでいるもので、1400への距離短縮は追走で脚を使ってしまう不安がある。

4枠7番ゼンノジャスタ牡3 福永祐一56.0kg

東スポ2歳Sは距離が長く保たなかったため度外視。

前走のラウダシオンとの差は位置取りの差、小倉2歳Sでも共に大外をぶん回した競馬だったがその差は0.1秒と僅か。

前走や東京1400の1勝クラスでも直線最後までスピードを落とすこと無く持続できており、舞台、距離ともに申し分ない。

4枠8番レッドライデン牡3 横山武史56.0kg

前走は直線で内差しを決めるかと思いきや失速して離されており、良い脚が長くは保たないように見えつつ、前半がスローで掛かっていた。

転じて未勝利戦は相手が弱かったのもあるが、前半流れた展開から粘り脚で快勝した。

なのでハイペース巧者っぽい一方でスピード決着には分が悪いため、距離短縮は厳しい。

5枠9番アブソルティスモ牡3 丸山元気56.0kg

前走はコーナーでの位置取りの差であって、新馬戦やサウジアラビアRCでは流石にサリオスのトップスピードに完敗だったように、スピード戦は得意ではない中で思いの外やれた。

札幌でヤマカツマーメイドを差し切っているので、タフな馬場でも長く足を使えているのは証明済み。

5枠10番ラウダシオン牡3 武豊57.0kg

朝日杯FSは直線の反応の悪さは単純に距離が長かった可能性は大いにある。

前走のクロッカスSではスピードも申し分ないし、不良馬場や重馬場でも上がり最速を出せている。

脚質も枠もあまり気にしないので堅そうだが、あとは人気次第。

6枠11番マイネルグリット牡3 国分優作57.0kg

小倉2歳Sを制してはいるが、その後京王杯2歳S朝日杯FSと不甲斐ない成績にとどまっている。

新馬戦は1600を勝っているので距離の問題ではなくやはりキレの問題で、重馬場あるいは小倉など地方のタフな馬場が極端に合っている可能性。

今走は斤量が+2kgで馬場も恐らく普通であれば、ここもキレ負けしてしまうだろう。

6枠12番デンタルバルーン牝3 西村淳也54.0kg

前走はハイペースで逃げて流石にラストの坂で失速したものの、1400m地点までは21.3秒程度で走りきっていた。

また2走前が相手は弱いが雨でも問題にせず抜け出せている。

恐らく中山の下りの勢いを使ってそのまま押し切りタイプだと思うので、中京のテンの上りや直線は厄介で、しかも今走は逃げ馬にビアンフェもいる。

7枠13番ビアンフェ牡3 藤岡佑介57.0kg

前走の朝日杯FSは強気に引っ張って流石に距離的に保たなかったが、1400m地点を遅く見積もっても21秒で走りきっており、これは昨年の勝ち時計とほぼ同じ。

馬格はあるので斤量はそう問題にしないだろう。

すんなりハナを取れれば、京王杯2歳Sのように勝ち負けはともかく逃げのこれる可能性は高い。

7枠14番コスモリモーネ牡3 川又賢治56.0kg

セイウンパワフル同様に2走前はキレ負け、前走が雨の降る中、後方控えていたこともあるが脚を溜めて上がり最速と良かった。

雨が降って上がりのキレが求められず、先行が潰れる展開になったとして、それでも多頭数で差し届かないかもしれない。

7枠15番テーオーマルクス牡3 荻野琢真56.0kg

前走は大外からマクリに行ったせいか雨のせいか、急坂で甘くなって先行勢の中ではいち早く離脱してしまった。

流れたペースでそのまま出し切りたい馬だと思うので、1200がベストで1400は距離が長く保たないのでは。

8枠16番ライチェフェイス牡3 藤井勘一郎56.0kg

前走は直線での手応えはいまいちで、2走前は出遅れたが上がり最速、ただどちらも1400だったらどうこうの雰囲気ではない。

新馬戦では逃げ切っているので、馬群の中よりも外で自由に加速できる方が良いタイプかもしれない。

8枠17番エーティーメジャー牡3 荻野極56.0kg

前走の相手はそこそこだった中で、4コーナーの前の壁が無くスムーズに加速できていたらもう少しやれても良かった感じはする。

その前は小倉のタフな重馬場を外差しが決まる前に何とか1着を死守したが、1400ではここまで粘れないだろう。

高速馬場で内回りなら別に問題ない距離だと思うが、タフな馬場になれば1400では長いか。

8枠18番ペコリーノロマーノ牝3 吉田隼人54.0kg

前走のフェアリーSは4コーナー地点で既に手応え無く徐々に後退、ファンタジーSでは直線左右に斜行していたので、もしかしたら右回りは合わない可能性。

中京1400の1勝クラスではスムーズに追い出し出来ているので悪くはないが、時計に不安がある。


朝から雨が降って重馬場、極端な不良というわけではないが、34秒以上は上がりのかかる馬場で中京らしい外差しの決まるレースが多い。

14時ころから雨は止んだものの、向こう正面から下りが続きゴール前に上り坂のあるコースのため、逃げ先行馬にとってはかなり厳しい馬場。

思い切って差し馬をメインに狙ってみるのが良さそう。

濡れた芝、タフな馬場でも後方から長く脚を使って上がりを出せる馬を、外目の枠には先行馬が多いので中目の枠から選ぶ。

◎9アブソルティスモ

◯10ラウダシオン

▲5トリプルエース

△7ゼンノジャスタ

△18ペコリーノロマーノ

☆4セイウンパワフル

消13ビアンフェ

◎複勝とワイド◎一頭軸流し計6点。

レース振り返り

12デンタルバルーンが後続を7馬身(=1.4秒)程度離していたので、レースラップは前後3Fで33.8−11.7−35.9とハイのように見えるが、番手以降は平均ペース程度だろう。

といっても勝った6シャインガーネットと3着の2ヴェスターヴァルトで0.6秒差なので、沈んでいった馬にとってはほとんどハイペースだったに違いない。

勝ったシャインガーネットは若干かかっていたが思ったより追走で苦労せず、4コーナーから押し上げて、上がり最速の34.7秒。

今確認すれば、前半のペースは位置取りは違うがラップ的には前走のフェアリーSとほとんど同じで、後半は11.5秒前後の脚を持続出来ていた。

回ったコーナーの位置取りや追い出し、展開などハマった部分はあるものの、同じく理想的な競馬をしたと思われる◯10ラウダシオンを差し切っている強さは侮れない。

そのラウダシオンは57kgという斤量の差もあったと思うが、1400ならタフな馬場でも持続力がある。

▲5トリプルエースは馬体重+14kgで成長分の期待もあって、十分ラストは伸びていたが、スタートの悪さと上位の馬よりも追い出しに手間取って距離ロスしたのは大きい。

◎9マルターズディオサはあの流れで後ろからでは、コーナーで前を捕まえに行く段階で脚を使ってしまうので、スタート失敗時点で決まってしまった。

△7ゼンノジャスタは大外を回して直線向いた位置が1頭だけ違い、あれでは流石に伸びあぐねたものの、それでも上がりをそこそこ出せているのは評価できる。

同じく△18ペコリーノロマーノも位置取り、外々回してと力を出せず、☆4セイウンパワフルや13ビアンフェらは逆に先行ハイペースで厳しかった。

唯一後方からイン差しで距離ロスを回避できた8レッドライデンはやはりハイペース巧者で、厳しい流れでももうひと伸び出来る所を見せた。

2ヴェスターヴァルトは6シャインガーネットの後ろを上手くつけたのもあるが、しっかり良い脚を持続出来ていた。

結果的に時計自体はそれほど掛かっていなかったが、中京の差しの決まる馬場ではあったので、コーナーでロス無く回せた好位の馬が台頭した。

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