2020/3/8 GII 弥生賞

中山2000m芝・3歳

皐月賞トライアルレース。

1枠1番サトノフラッグ牡3 武豊56.0kg

前走の中山2000のOPでの勝ち時計がホープフルSと同タイム、馬場差はままあったようには思えるがそれでも優秀。

なにせ勝ち上がった未勝利戦ではレコード勝ち、東京の直線入った瞬間の加速は素晴らしかったしスピード持続も申し分なかった。

新馬戦はスタート出遅れ、直線も初め逆手前で同じ黄色帽子の6番比較でも全く伸びてなかったが、手前を変えた辺りからその6番を悠々差し返す勢い。

2枠2番エンデュミオン牡3 田中勝春56.0kg

前走は流石に小倉がタフすぎたか、4コーナー辺りで若干厳しそうだった中で、前が詰まったのでもう追ってなかった。

その前の未勝利戦の阪神2000は勝ち時計も良くて走っているように見えたので、タフさに加えて道中のペースが流れていた事も要因かも。

恐らく仕掛けの早いロンスパ戦になると脚が保たないのだろう。

3枠3番パンサラッサ牡3 坂井瑠星56.0kg

勝ち上がった未勝利戦、不良馬場での走りが強烈だったので、タフな馬場でのホープフルSも大穴を開けるかと期待したが、ラスト1Fは流石にキレ負けした。

時計的にも3秒台の決着なら逃げ切ってもおかしくはないので、当日雨が降るなりして重馬場になれば面白い存在になる。

4枠4番オーロアドーネ牡3 三浦皇成56.0kg

新馬戦の東京マイルの勝ち方は普通に東京らしい直線勝負で強い勝ち方。

当然小回りの中山2000と距離も伸びてやれるかどうかは未知になるのでオッズ次第では抑えても良し。

5枠5番ブラックホール牡3 石川裕紀人56.0kg

前走のホープフルSは最内枠で仕掛けどころのコーナーでも仕掛けられず、あまり出し切ってはいないとはいえ、やれなさすぎではある。

それでもタフな馬場では札幌2歳Sのように大外ぶん回してでもやれる、というより器用さが無くその方が力を出せるタイプかも。

坂が苦手かもしれないが、前走を見る限上り坂に入るまでに伸びあぐねているので恐らく内を回したのが要因だろう。

6枠6番ウインカーネリアン牡3 ミナリク56.0kg

新馬戦ではワーケアとの比較で11秒前半のスピード持続では劣り、それは新潟2歳Sも同様。

だから前走のように1800mゆったり直線に入ってしまうとラスト1Fでキレ負けしてしまうし、その前の中山2000もラスト危うかったが何とか2着。

小回りコースは合っているとは思うので、ペースを引き上げて後続の脚を削ぐ走りの方が面白そう。

走り方的には重馬場でも大丈夫そうには見える。

6枠7番メイショウボサツ牡3 横山典弘56.0kg

前走ようやくレコードを出して未勝利戦を勝ち上がってきたが、その前のレースなどと違い外からマクッて上がり最速。

あまりコーナリングが上手くない不器用な馬なのかもしれないので、小回りの中山はいい舞台ではない。

外からマクルにしても、実力上位の馬を正攻法で差せるとは思えない。

7枠8番ワーケア牡3 ルメール56.0kg

前走のホープフルSでのコントレイルやヴェルトライゼンデとの差は結果的に位置取りの差であり、初めの直線で挟まれたのもある。

その位置を取れない、という不安があるということだが、今走も枠次第ではやはり後ろからになりそう。

7枠9番アラタ牡3 大野拓弥56.0kg

少々コーナリングに難があるのか、内を回した新馬戦とその次の未勝利戦は4コーナーで遅れを取り、また新馬戦ではキレ負け。

それらを払拭するかのごとく、かかる馬を抑えて後方でしっかり脚を溜めて、4コーナーを外から力強くマクッて勝ったのが前走。

当日の天気が雨で結構なタフな馬場になったら、少し面白いかも。

8枠10番オーソリティ牡3 ヒューイットソン56.0kg

前走のホープフルSはスタート直後の1コーナー手前で窮屈になりポジションを下げざるを得ず、外々を回さざるを得ず、4コーナーで早めに仕掛けて外からマクラざるを得ず。

新馬戦もその次戦のOPも先行出し抜き競馬だったので、すんなり先行出来れば本来の力を発揮できるだろうが、その点は今走も不安である。

その新馬戦でのブラックホール比較でギアチェンジタイプのため、タフな馬場であまり仕掛けの早い展開になるとさらに怪しくなる。

8枠11番ディヴィナシオン牡3 内田博幸56.0kg

大外枠から先行してそのまま出し抜く競馬が出来たのは先行有利の展開に限る。

ワンターンならまだしも、1周コースで距離延長までこなすとは思えない。


土曜時点では普通の馬場という感じだが、当日は雨予報、恐らく稍重か重馬場まである。

なかなかタフな馬場で上がりや時計は求められないだろう。

ただ前哨戦ということもあり、ペースは緩めになって前有利の展開になるのではと予想。

恐らくハナをとるのはウインカーネリアンかパンサラッサのどちらか。

そのどちらかは馬券内に飛び込んできそうだが、どちらかに決めがたい。

タフな馬場であればやはり札幌2歳Sを制したブラックホール。

ホープフルS組ではワーケアかオーソリティかだが、共に外枠で後ろからになると勝ちに行って、特にオーソリティはラスト甘くなるのでは。

ワーケアはそれでもホープフルSで前と差があったとはいえ3着なので、馬券内には飛び込んでくる可能性はあるが、オッズ妙味は少ない。

それなら内々を回してロス無く先行できそうなサトノフラッグの方が良い。

◎3パンサラッサ

◯1サトノフラッグ

▲5ブラックホール

△6ウインカーネリアン

消10オーソリティ

◎複勝とワイド◎一頭軸流しの計4点。

レース振り返り

前後5Fで61.1−61.8とやや前傾だが、中団以降はやや後傾、重馬場のわりに前っ半のペースが流れた。

中盤で緩んだ隙に、3コーナー入る手前から4番手以降が外から詰め寄ってきたのもあり、前3頭の◎3パンサラッサや△6ウインカーネリアン、11ディヴィナシオンにとってはかなり厳しい流れになった。

結局勝ち時計が2.9秒、最速ラップが11.8秒と予想より上のスピードを求められたのも大きい。

馬場の悪い内をずっと走っていたのも厳しかっただろうし、完全に読み外し。

結局は上位人気決着となったが、それぞれの走りを少し詳しく見たい。

勝った◯1サトノフラッグは馬場の悪い最内を避けて1頭分外を回す変わりに、10オーソリティや8ワーケアより後ろに控える形。

かなり良さそうな手応えで大外からワーケアやオーソリティをマクッて、ラストまでスピードを大きく落とさずと、かなり強い競馬。

2着のワーケアは4コーナーでちょっと前が詰まってサトノフラッグに遅れを取る形になって、少々出し切れない感じにはなった。

直線勝負タイプなので、そもそも中山のような小回りはフィットしてない中でのものと考えたら悪くはない。

一方でオーソリティはやはり勝ちに行ってラスト甘くなったのは、ホープフルSと同じ形で、ギアチェンジタイプらしさが出た。

ただ▲5ブラックホールには何とか差されず踏ん張った点は評価して良い。

もちろんブラックホールもサトノフラッグ辺りと比べて遅れを取ってしまい、やや出し切れてはいないだろうが、ホープフルSよりも良い競馬はしていた。

4オーロアドーネは道中単独4番手での追走で、ラスト1Fまでオーソリティに肉薄していた。

急坂地点でバテてしまったのはオーソリティ同様仕方ない。

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