2020/3/7 GII チューリップ賞

阪神1600m芝外・3歳牝馬

桜花賞トライアルレース。

1枠1番クラヴァシュドール牝3 デムーロ54.0kg

サウジアラビアRCで牡馬のサリオスと同じ上がりタイムを出し、また前走の阪神JFでは4コーナー最速のラップで外を回しながら8番手から3着まで来た。

自力の加速も出来るしトップスピードも十分、大外を回しても伸びる粘り強さもあり、総合力があるのでどんな展開でも安定して結果を出せる。

桜花賞の出走のためにここは取りに来るだろうし本命候補。

2枠2番メデタシメデタシ牝3 坂井瑠星54.0kg

新馬戦は相手に恵まれており、その後の1勝クラスでも勝ち馬との差は大きい。

3枠3番スマートリアン牝3 幸英明54.0kg

直近の京都での2戦では、直線11秒前半のラップは出せるもののそれは一瞬で、後ろから差されてしまう形。

テンも速いわけではないので、前が取れずに阪神外回りではその一瞬の脚では前を捉えきれない、あるいは前を取れても急坂で差されてしまう。

3枠4番レシステンシア牝3 北村友一54.0kg

前走の阪神JFその前のファンタジーSもハイペースながら更にもう一脚の競馬でダントツの強さを見せてきた。

その前走よりは先行勢も多く当然マークされ得る存在、それでもハナか番手でハイペースを作り出すだろう。

賞金総額的にも桜花賞は出走可能なので、今走はオッズ妙味的にも見送り。

4枠5番チェーンオブラブ牝3 石橋脩54.0kg

前走のフェアリーSの末脚が、特に急坂地点では一頭だけ違ったように、出し切れればかなり速い。

問題は赤松賞のように後ろから末脚爆発も物理的に届かない可能性があること。

阪神外回りの急坂で、先行勢の多い今走はある程度ペースが流れれば、バテ差しを狙える。

また桜花賞に向けてここは取っておきたい所。

4枠6番ショウリュウハル牝3 松若風馬54.0kg

京都内回りの2戦の印象だが、少頭数ながら器用ではないのでコーナリングで出し抜く感じでは無いし、馬群を上手くさばいてもいない。

番手を取って出し抜く競馬で勝ってきているが、今回は前を取りたい馬が多くかつ多頭数ということで、厳しいのでは。

5枠7番ウーマンズハート牝3 藤岡康太54.0kg

前走の阪神JFは馬体重+14kgの久々のレースでいきなり、レシステンシアのハイペースに追走で精一杯だったかもしれないが、もう少しやれても良かった。

ラスト1Fでマルターズディオサやクラヴァシュドールに置いていかれていたので急坂が苦手な可能性も。

まあここはどちらかというと桜花賞の叩き、当然ある程度の成績は出したいだろうが前哨戦仕上げでどこまでやれるか。

5枠8番モズアーントモー牝3 松山弘平54.0kg

ファンタジーSでの講評の通り、ややハイペース寄りで前半の脚を削いで、前で出し抜き粘るタイプ。

未勝利戦の相手は恵まれたし、直線が長く急坂コースの阪神外回りは厳しい。

6枠9番イズジョーノキセキ牝3 岩田康誠54.0kg

勝ち上がった未勝利戦当時は秋の阪神開幕週でかなりの高速馬場ではあったが、4コーナー8番手からの末脚で差し切り、時計的にも悪くない。

中山1600のサフラン賞でコーナーで全く動けてないが、直線では伸びてきていたし、逆に前走の東京1600の赤松賞を見ると仕掛けが早くラストは差し馬に飲まれた。

そもそも前走の相手は、フェアリーSの1・2・4着馬やクイーンCの3着馬とそこそこ強かったし、サフラン賞の相手も同じ。

そこから得意条件と思われる阪神外回り1600はかなりプラス。

6枠10番スマイルカナ牝3 丹内祐次54.0kg

今走はレシステンシア他、先行勢が多いので前走のフェアリーSのように簡単にハナを取ることは出来ないだろう。

唯一ハナを取れなかったというか取らなかった感じの赤松賞は、直線3F勝負で普通に置いていかれていた。

新馬戦の新潟外回りは縦長の展開で大きく離していたことが大きく、本質的にはスピード勝負は分が悪いので、阪神外回りは適正的にも向かないだろう。

桜花賞を考えると賞金は足りているので、阪神1600でどこまでやれるのか試しながらであろう。

7枠11番シャンドフルール牝3 武豊54.0kg

前走のクイーンCの直線の伸びがイマイチなのが気になるが、その前の阪神1600では直線しっかり動けているので、自力の加速は苦手かもしれない。

末脚を爆発させるタイプではなく、先行出し抜きもう一脚タイプだと思うし、2走前に阪神外回りで11.1秒の最速ラップを出せているのは心強い。

7枠12番フルートフルデイズ牝3 藤岡佑介54.0kg

勝ち上がったレースは上がり最速は3頭も出るほどのレースで恵まれた。

8枠13番マルターズディオサ牝3 田辺裕信54.0kg

クイーンCで上がり最速を出して2着のマジックキャッスルを、サフラン賞では正攻法の競馬で差し切っている。

かたや前走の阪神JFはレシステンシアのペースに番手辺りで追走、そのレシステンシアにはかなり離されたものの2着と粘った。

トビは大きめなので極端に内枠を引かなければ本命にしても良いくらい。

ただ桜花賞に向けての賞金総額は足りているので、叩きの意味合いも強いだろうしどこまで仕上げてくるかは注目。

8枠14番ピーエムピンコ牝3 和田竜二54.0kg

過去3走いずれも上がり最速だが、いずれも勝ち時計は35秒台であるし、やはり気になるのは斤量。

馬体重400kg程度の小さい馬体なので、一気に+3kgの斤量では流石に出し切りづらいのでは。


今走は桜花賞の前哨戦のため、レシステンシアが本気では逃げない、試すレースになりそうなので、ハナを取るのは恐らくスマイルカナ。

だがスマイルカナも賞金的には足りているので、阪神JFほどペースは引き上がらないだろう。

逆に人気上位で賞金的に加算したいのはクラヴァシュドールやチェーンオブラブだと思うので、その辺りを考慮。

やや先行馬が多いので、大外のマルターズディオサは今走は賞金的にも足りているので大きくは来ないか。

ということで、思い切って本命をチェーンオブラブに、その代わり広めに印を打ち、人気が集まっているレシステンシアは切ります。

◎5チェーンオブラブ

◯1クラヴァシュドール

▲7ウーマンズハート

△10スマイルカナ

△11シャンドフルール

☆9イズジョーノキセキ

消4レシステンシア

◎複勝とワイド◎一頭軸流しの計5点。

レース振り返り

結局前残りを考えて抑えた△10スマイルカナは、ハナを取らず4レシステンシアがスローで逃げる展開に。

前後4Fで47.1−46.2だが中盤は緩んだ上がり3F勝負と前哨戦らしいペース。

ここまで道中遅くなると、外枠だった13マルターズディオサはポジションを取りやすい位置だった。

先頭のレシステンシアをマークしていた点で◯1クラヴァシュドールとは同じ、外を回している分、マルターズディオサが上。

しかもラストまでの伸びはマルターズディオサに軍配。

ちょっと権利取りやら賞金加算やらを気にしすぎた結果、本命候補だったマルターズディオサをこの人気で拾えなかったのは痛い。

どちらにせよ、クラヴァシュドールとマルターズディオサは今走のような最速ラップ10.9秒の展開でもやれる総合力の高さを示した。

ただし位置取りや展開的には思ったより楽に前を取れたのは大きい。

特にクラヴァシュドールは馬体重−6kgとここは仕上げてきただろうし、最内を通せた恩恵も多少あると思うので、本番への上積みはあまり期待できない。

レシステンシアはスローの上がり勝負ではラストの急坂で厳しいという結果が分かっただけでも収穫。

本番では恐らくスマイルカナが逃げると思うが、ファンタジーSのように逃げなくても勝った実績があるし、ここは問題なし。

スマイルカナも試した結果、やはりスローの瞬発力では分が悪く特にマルターズディオサとの比較でも置いていかれた。

上がりはレシステンシアと同タイムなのでポジション差ではあるが、レシステンシアと比べてスタートが怪しい点で、ハナを取れたとして本番どうかという不安はある。

◎5チェーンオブラブは中目の枠で、前にも後ろにも行かずどっちつかずの位置取りだったように思える。

直線でもスムーズに外へ追い出せず、そこから内へ斜行とちぐはぐな差しになったように器用ではないので、ペースが流れていれば出し切れた。

▲7ウーマンズハートはスムーズに直線に入れたと思うが案外伸びず、特に急坂以降のラスト1Fの伸びがスマイルカナと比較してもイマイチ。

やはり急坂ではスピードを出しきれない、しかも馬体重−10kgとしてこの結果なので平坦巧者の可能性がより高まった。

△11シャンドフルールはスタートやや遅れ位置取りが微妙な所に、あの位置から出し抜くにはギアチェンジが心もとないし、末脚爆発も期待できない。

直線でスマイルカナにやや邪魔をされてからは追い出しもせずだったので、今走は力は出していないが直線の反応が悪かったのも確か。

☆9イズジョーノキセキは末脚に期待した位置取りで上がりダントツの33.1秒もわずかに届かず。

少しでも前が落ちる展開になれば差せたのは確実だし、今後が面白い一頭。

3スマートリアンは前ではなく後ろからの競馬で、上がり33.5秒と思った以上に速い脚を持続してきた。

ただイズジョーノキセキと比較しても決め手にかける点は否めない。

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