2020/3/1 GIII 阪急杯

阪神1400m芝・4歳以上・別定

阪神開幕週ということで前が止まらない馬場だろうが、過去のレース結果を見ると意外と差しや追い込み馬も台頭している。

ペースにもよるが大体は平均ペースが多いので、基本は先行馬から選べば良さそう。

1枠1番ジョイフル牡6 川又賢治56.0kg

2走前のタンザナイトSでは斤量の差はあったとは言え、中山巧者のナックビーナスを阪神内回りで後ろから捉えきったのは、スタートが良くそこから後ろに控えて良いポジションが取れたのは大きいものの一定の評価。

1200よりも1400で急坂コースなら差しも届きやすいのは確かなので、あとは外目の枠さえ引ければ差せる可能性はある。

最内枠を引いてしまったので、相当展開が向かない限りは厳しくなった。

1枠2番ライラックカラー牡5 木幡育也56.0kg

トビが大きくスピードに乗ったら速いタイプなので、基本的には大箱コース向きあるいは外枠向き。

中山でも前走含め好走しているが共に外回り、特に前走は距離損してでも後ろから外を回しての競馬。

また少頭数でも高速馬場では後ろから差しきれていないので、内枠を引いてしまった今走は厳しいのでは。

2枠3番ダイアトニック牡5 北村友一57.0kg

直線でジワジワ伸びるタイプ、これまでも経験のある競馬場はすべて阪神外回り、京都外回り、東京、新潟外回りと長い直線ばかり。

京都1400ではかなり強いが、京都外回りは3コーナーの上り坂でペースが落ちる傾向にあり、逆にスタートからラスト以外下りの阪神1400とは求められる適正が違う。

しかし中山外回りの2戦は共に出遅れながら健闘しているし、阪神自体は新馬戦以来、未知部分とも言えるが急坂コースでも問題無いかも。

1400では6戦5勝1連対と強く、前走馬体重が+12kgと成長分も見込める。

2枠4番マイスタイル牡6 田中勝春56.0kg

器用さは無いのでこのメンツならハナを取って自らのペースに持ち込みたい所だがニシノラッシュがいる。

あまりスピードのあるタイプではないので、前走の阪神Cように崩れる可能性は十分にある。

スワンSはタフな馬場に展開も合ってやれたように見えるが、1400は適正的には短いと思われるのだが、今走も展開がハマる可能性も大いにある。

3枠5番クリノガウディー牡4 森裕太朗56.0kg

阪神コースは朝日FS以来で、あの時は4角でちょっと前につっかえてアドマイヤマーズに若干置いていかれたが、しっかり盛り返しグランアレグリアは差した。

前走の東京新聞杯でも要所でのギアチェンジの違いは見せてきたし、先行できればそのまま押し切れる力は十分ある。

今走は目立った先行馬も少ないので普通に先行して平均ペースに落ち着かせられれば、普通に出し抜き可能。

3枠6番フィアーノロマーノ牡6 川田将雅56.0kg

前走の阪神Cは前に行く馬が多く8番手からの競馬にはなったが、内でも回して抜け出せる器用さを見せてきた。

元来急坂コースは得意で、このメンツなら前走より前の良い位置が取れる。

内にいるマイスタイルを行かせて番手あるいは好位で競馬が出来れば勝ち負けまであっても不思議ではない。

4枠7番ステルヴィオ牡5 丸山元気57.0kg

休み明けの方が走るタイプなので問題は1400の距離短でもやれるかどうか。

大トビ系でスピードがあるのは確かだが、スピードに乗り切るまでにやや時間がかかるので、前走の安田記念のように出遅れて後方からだと流石に届かない。

ただ今走に限っては逃げ馬不在でそこまでテンが早まらなければ、枠次第では好位に付けて外からマクリながらスピードに乗って勝ちきれる実力はある。

一方で追走が忙しくなると不安で、また大トビ系のため直線が短い内回りだとどうか、とも捉えられる。

4枠8番サフランハート牡7 幸英明56.0kg

勝ち上がりレースの道頓堀Sは馬群の中でも器用に立ち回れたとはいえ、相手関係考えても実力的にここは厳しい。

5枠9番ディープダイバー牡4 酒井学56.0kg

阪神コースの急坂でも速い脚を使えているかと言えばそうでもないし、テンも速いわけではないので、後ろからになっては差せない。

5枠10番ストーミーシー牡7 松若風馬56.0kg

前走の阪神Cは内の方が伸びていた馬場状態の中を外差しだったので厳しかったのは確か。

スマートオーディンと違い阪神での実績が無く、どちらかというと東京や新潟など左回りで好走することが多い。

6枠11番ロジクライ牡7 岩田康誠56.0kg

3走前の阪神Cは中〜外の枠での先行争いが激しく、後方からの競馬になってしまい、しかも内の方が伸びていた馬場で外差しだったので厳しかったのは確か。

翻って今走は先行勢もそこまで多くはないので、好位くらいには付けられるだろうが、外目の枠で外々を回されるとあまり宜しくない。

6枠12番レインボーフラッグ牡7 松山弘平56.0kg

2走前の阪神C、最後方で脚を溜めながら最内を完璧にロス無く立ち回ってそれでも6着なので、どう考えてもその時より前が止まらない開幕週は難しい。

追い込みより先行したほうがチャンスはありそうだが、どちらにせよ内枠のほうが良かった。

7枠13番ハッピーアワー牡4 吉田隼人56.0kg

近4走は1200を使っていたが、いずれも最後方からでスピード決着の展開では流石に厳しかった。

そこからの距離延長は心強く、超高速馬場での高速決着も本来は苦にしないので今走は狙い目かもしれない。

7枠14番ベストアクター セ6 浜中俊56.0kg

前走も前々走も上がり33.4秒、勝ち時計も1:20.6〜8とほとんど同じだが、レースの前3Fのラップが34秒台前半だと前には付けられない様子。

過去すべてが左回りのみで未知数過ぎるが、大トビ系だと思うので直線の長い大箱のコース向きか。

7枠15番ニシノラッシュ牡8 松田大作56.0kg

一昨年は内をロス無く回してほぼ完璧な競馬をして、ダイアナヘイローやモズアスコット、レッドファルクスに0.1秒差の4着。

その後久しぶりの京阪杯は、0.4秒差前の逃げ馬モズスーパーフレアが8着に沈むほどの差し決着の中で先行してのもので案外走れた方では。

前走は時計のかかる重馬場で、タフな馬場ではあまり好走歴も無いし外差しの効く展開で内々だったので度外視すると、楽にハナを取れそうな今走は以外に狙い目かも。

個人的要素も踏まえ大穴で抑えようかなと。

8枠16番アンヴァル牝5 藤岡佑介54.0kg

3走前の北九州記念は直線前が壁になり追い出し遅れるも上がり最速で3着、2018年になるがフィリーズレビューでは馬群内を物怖じせず抜け出そうとして4着と、いずれも器用さを見せている。

2走前のセントウルSは熱中症だったようで度外視するとして、前走の北九州短距離Sの伸びがイマイチだったのは気になるも、恐らく馬場がタフ過ぎた上に展開がハイペースで追走も厳しかったと思われる。

スタートは安定はしないので先行は出来ずとも1400なら落ち着いて追走できるし、器用さがあるので内枠でも大丈夫だが、果たして後ろからになった時に届くかどうか。

8枠17番ラヴィングアンサー牡6 和田竜二56.0kg

加速があまり上手く無いタイプなので、前走のシルクロードSは京都の下り坂を上手く利用して伸びてきたものの、タフな馬場のせいか伸びはイマイチ。

そこにこの大外枠を引いてしまい、多少スローになったとしても流石に外々を回されると厳しいし、平均ペース程度に流れたらなおさら距離損が痛い。

8枠18番スマートオーディン牡7 秋山真一郎56.0kg

昨年の阪急杯で外差しを決めて勝ちきった後は、物理的に届かない超高速の東京や、外に大きく振られる平坦な京都外回りと、最後方から差すには舞台が良くない。

そこで気になるのはやはり2走前の阪神Cで、このレースは内の方が伸びていた馬場状態の中を外差しだったので厳しかったのは確か。

そろそろ人気も落ちる頃なので穴目で抑えておいても悪くはないか。


当日あるいは前日の馬場は要チェックだが、基本的には内・前有利と見て考えている。

そうすると人気決着の気配が濃厚だが。

非常に悩ましいところだが、やはり内・前有利、しかもペースはそれほど早くはならないと。

人気上位3頭のうち、6フィアーノロマーノは堅いと思うが、3ダイアトニックと7ステルヴィオの選択が難しい。

過去の実績レベルは7ステルヴィオ、1400に限定すると3ダイアトニック。

ここはやはりオッズ妙味を考えて7ステルヴィオか。

4マイスタイルはスピード負けする可能性を考えて抑えない。

◎6フィアーノロマーノ

◯5クリノガウディー

▲7ステルヴィオ

☆15ニシノラッシュ

消3ダイアトニック

◎の複勝とワイド◎一頭軸流しの計4点。

レース振り返り

前日の雨の影響もあってか、思ったほど先行有利の馬場ではなく、差しも効く割とフラットな馬場で、内も外もあまり馬場差は無かった。

レース展開は☆15ニシノラッシュが逃げて番手に4マイスタイルとその外に◯5クリノガウディー。

前後3Fは34.1−11.4−34.8とややハイペースになり、◯5クリノガウディーは外々だったし中盤も緩まずだったので、要所のギアチェンジも何も無かった。

今冷静に考えると、前走の東京1600なら直線が長いし上り坂もあってギアチェンジ性能は問われやすい。

一方でゆったり下りが続く阪神1400への距離短縮だとそこそこのペースで淡々と流れるワンペースになりやすい。

また思いの外先行争いが激しく、ラストの急坂では既にジリ貧だったので、クリノガウディーは1600以上がベスト。

消した3ダイアトニックは降着云々はともかく、馬券内にはなったものの、抜け出した後の急坂で失速していた。

スタート直後の行き足が良かった分の粘り込みは予想出来なかったものの、急坂より平坦の方が尚良い。

4マイスタイルはそのダイアトニックより前を取るのに、思いの外手間取ったこともあってか、スピードも足らず直線の伸びに欠いた。

同じく☆15ニシノラッシュも楽にはハナを取れなかった事が大きい。

◎6フィアーノロマーノは道中まで完璧だったと思うが、直線での斜行によりスピードを削がれ、その後器用さで再加速から馬券内までは踏ん張った。

阪神だとラスト1Fが急坂なのでこれはかなり厳しい展開だったが、やはり急坂コースは適正ピッタリなことを証明した。

▲7ステルヴィオも悪くは無かったが、予想より最内のいち取りで追い出しに若干時間がかかった所はある。

実力で5着まで来た感じはあるので、ここは距離というより阪神内回りで内を回した事が敗れた大きな要因だと感じる。

同じく10ストーミーシーも案外伸びてきたものの、内から外への追い出しに時間がかかっていた。

共に次は広いコース、直線の長いコースで期待出来る走りを見せた。

18スマートオーディンは相変わらずの末脚だったが、前日の雨のせいか昨年より若干時計がかかる馬場だったので届かなかったか。

昨年は上がり最速で33.4秒、今年も最速だが33.8秒と0.4秒の差は大きい。

恐らく阪神内回りは内を回した馬たちがややもたつき、そこを外からマクリやすいので毎度好走するのだろう。

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