2020/2/9 GIII 東京新聞杯

東京1600m芝・4歳以上・別定

東京マイルは逃げ馬次第、最近は昨年のヴィクトリアマイルや安田記念のアエロリットのように11秒前半のペースを保つ高速決着が多い。

東京新聞杯自体は昨年は高速決着、その前は非常にわかりやすい直線勝負。

1枠1番プリモシーン牝5 デムーロ56.0kg

前走のマイルCSもその前の府中牝馬Sも加速地点での反応が悪い印象。

そのためアエロリットが引っ張ったハイペースのヴィクトリアマイルのような展開でかつ高速馬場なら強い。

右回りよりは適正はあるが、今走はスローが予想されるため先行できれば良いがスタートはあまり良くないので、斤量の恩恵も無いし差し届かずの可能性。

1枠2番ヴァンドギャルド牡4 福永祐一56.0kg

1勝クラスから3連勝で勝ち上がってきたが、それほど強い相手だったわけではない。

毎日杯ではケイデンスコールより1kg軽い斤量でアタマ差で上がりは同タイムだったし、左回りの適正や人気を考えたらあまり信用できない。

GIII級だと勢いでなんとかなってしまう可能性は否めないが、暴力的な上がりをだしてきてはいない点から高速馬場適正も疑問符。

前走の重馬場での内容や、3走前と同日の9R野分特別の方が距離が長いにもかかわらず、1・2着馬の上がりのほうが速い点からも、瞬発力というよりタフなロンスパタイプかな。

2枠3番モルフェオルフェ牝5 江田照男54.0kg

今走唯一の逃げ馬だが、上がりが出せないので東京より中山の戦績の方が断然良い。

割と速い逃げなので一頭逃げの展開になるかもしれないが、長い直線で捕まってしまう。

2枠4番クルーガー牡8 フォーリー57.0kg

海外帰りでその前も東京マイルで結果を出しているわけではない。

唯一2017年の富士Sでは3着だが、かなりの不良馬場で34.6秒の上がりが最速で恐らく上がりのかかる馬場の方が適している。

3枠5番サトノアーサー牡6 田辺裕信56.0kg

2018年のエプソムCは重馬場でタフなラップ展開、その前のメイSは最速ラップで11.4と速さは求められず、ギアチェンジよりもロンスパタイプな感じがする。

前走は流石に馬場がタフすぎて保たなかったが、高速馬場ならやれるかと言われると、阪神のような急坂コースの方が適正はある。

3枠6番レイエンダ牡5 丸山元気57.0kg

東京ではコンスタントに上がりは出せているのだが、唯一昨年5月のメイSは出せていないのは、1800という距離なのかはたまた間が空くと走らないのか。

2走前の富士S、4走前のエプソムCはともに展開に恵まれており、とはいえそれでも33秒を切るレベルの上がり。

今走もスローペースになれば、枠次第では前めに付けてエプソムCの再現ができる展開に恵まれる可能性はある。

4枠7番ケイデンスコール牡4 石橋脩56.0kg

前走は不良馬場、しかも休み明けで+12kgの馬体重と度外視して良い。

問題はその前の新潟1600関屋記念だが、スタートが良くて馬も行きたがっていた所を抑えて、2枠3番だったがわざわざ外まで持っていってとぎこちなく、直線ではもうやる気無かったかも。

以上の2戦を除けば左回りのマイルでは、同世代戦のみにはなるが4戦2勝全連対と相性は良い。

4枠8番スウィングビート牡5 大野拓弥56.0kg

芝替わり一戦目で未知数。

5枠9番レッドヴェイロン牡6 ルメール56.0kg

馬場関係なく上がりを出せているが、戦ってきた相手が問題でNHKマイルCの3着も、スプリント路線のミスターメロディが4着の辺りが疑問符。

とはいえ今走の出走メンバーなら問題にしない可能性は十分、ここはオッズとの相談にはなる、少なくとも本命にはしづらい。

5枠10番ロワアブソリュー牡7 吉田豊56.0kg

ここは実力的に厳しい。

6枠11番キャンベルジュニア牡8 ミナリク56.0kg

前走の富士Sが意外に強く、外差しが決まる展開の中を内で先行して一番最後まで粘れていた。

もしまた同様に最内枠を引き、良馬場でスローペースになればチャンスあり。

6枠12番シャドウディーヴァ牝4 岩田康誠54.0kg

フローラSを見ても東京は合っていると思うので、あとは枠や距離の問題。

基本的には内ラチを頼って走りたいので内枠が良く、距離的には中緩みの展開になれば問題は無い。

前走中山でもそれなりに走れた成長に加えて久々の左回りで期待したい。

7枠13番クリノガウディー牡4 横山典弘56.0kg

2走前の富士Sは普段とは違う後ろからの競馬、展開的に功を奏して4着と健闘した点はあるが要所の加速は十分見られた。

斤量の恩恵が無くなる今走は休み明けで馬体重の増減も気になる所だが、基本的には無し。

と考えていたが、他に推したい馬もいないし富士Sよりももう少し前を取れそうな今走はむしろ十分チャンスありか。

7枠14番ゴールドサーベラス牡8 内田博幸56.0kg

重賞では中山や福島のような小箱コースの方が成績が良い。

少なくとも東京や新潟のような高速馬場には適正を感じない。

8枠15番ケイアイノーテック牡5 津村明秀58.0kg

ここ3走1800〜2000が続いていたが安田記念以来の久々のマイル。

前が潰れる展開や外枠など条件付きだが、最重量の斤量はちょっと厳しいかな。

8枠16番ドーヴァー牡7 北村宏司57.0kg

2走前のキャピタルSが東京マイル初だったが、あいにくの不良馬場だったが上がりは最速35.0秒。

冬場に東京1400から中山1600の順の2連戦で4度も結果を残しているように、休み明けの2戦が良く、その後は尻すぼみ。


モルフェオルフェ以外逃げ馬不在、そのモルフェオルフェも逃げ切りは東京では厳しい。

恐らくスローペースになって直線勝負が濃厚なので、前残りになること請け合いなのだが、どの馬が前を取れるか読みづらい。

もしくは要所での加速ができるタイプ。

東京の馬場も超がつくほどの高速馬場ではないが明らかに前有利の馬場で、この頭数では後ろからの差しは間に合わない可能性も高い。

めちゃめちゃ読みづらいが、極端に内、もしくは内の様子を伺いながら前にも出れる外がどちらかと言えば良いかも。

そうなると最内枠の1プリモシーンや13クリノガウディーは重い印候補。

どちらに本命を打つかはかなり迷いどころ。

15ケイアイノーテックは斤量が難題で抑えようか迷うものの、残念ながらその辺りの枠にはハマりそうな馬が他にいない。

一方で人気サイドはというと、ギアの上げ下げの怪しい2ヴァンドギャルドはかなり人気しているし消したい一頭。

現状3番人気の5サトノアーサーもタイプ的に疑問だし、枠が微妙といえば微妙。

中目の枠にはなるが府中で上がりをしっかり出してきている9レッドヴェイロンと穴目で7ケイデンスコールくらい。

◎13クリノガウディー

◯9レッドヴェイロン

▲1プリモシーン

△15ケイアイノーテック

△7ケイデンスコール

消2ヴァンドギャルド

ワイド◎1頭軸流し・◎複勝計5点。

レース振り返り

前後4Fで46.3−46.7と平均ペース。

ただし実際は3モルフェオルフェが単騎逃げで2番手とは約5馬身差の1.0秒差とすると、47.3−45.7とやはりスローペースにはなった。

単騎逃げを捕まえに行くために仕掛けは早く縦長になり、それなりに前の止まらない馬場だったので、最後方からでは物理的に届かなかった。

唯一12シャドウディーヴァだけが最内をすっと通したとはいえ反応が良く2着まで来た。

△15ケイアイノーテックと選択を迷っていたので、馬ごとの箇所で前述している通り成長と久々の左回りに期待すれば良かった。

そのケイアイノーテックは上がり最速も流石にこの展開で最後方からでは、◯9レッドヴェイロンも然り。

両頭とも若干前が詰まった場面もあり、12シャドウディーヴァのように思い切って最内を通していればもう少し前は行けたとは思う。

まあ結局は仕掛けが早くなって予想よりロンスパ展開よりになったので、5サトノアーサーや4クルーガー、2ヴァンドギャルドが台頭。

特に消した2ヴァンドギャルドはスタートの出遅れもあったし、直線の追い出しで前の赤帽2頭に詰まった感じもあったので、それが無ければ勝ち負け。

一方で前目を走りながら沈んだ6レイエンダや△7ケイデンスコールは、使える脚が長くない瞬発力タイプだったことがよく分かる。

▲1プリモシーンにとっては勝ちパターンの展開で、前目を取れて最内枠というのも追い出しもスムーズだったのも良かった。

◎13クリノガウディーもやはり要所のギアの上げ下げが良く、しかも最内通したとはいえ他より一段ギアが上だったように見える。

最後惜しくも差されたのは、ラチ沿いは少し馬場が厳しめだったかも、また前のモルフェオルフェを越す時に若干余計な脚を使った点もある。

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