2019/11/24 GI ジャパンC

東京2400m芝・3歳以上・定量牡57.0kg牝55.0kg(3歳馬は−2.0kg) 

基本的には内枠有利、外枠不利なコース。

今回はまず世代別の強さを考えたい。

特に注目したのが「5歳牡馬」と「4歳牡馬」の強さ。

今回出走する中で「5歳牡馬」と「4歳牡馬」は以下の通り。

5歳牡馬:ムイトオブリガード・スワーヴリチャード・ダイワキャグニー・レイデオロ・ダンビュライト

4歳牡馬:ワグネリアン・ユーキャンスマイル・タイセイトレイル・エタリオウ・ジナンボー

その中で「5歳牡馬」の強さを疑っている。

まずは単純に直接対決の結果を見ていく。

年間を通して芝2000〜2500mでの日本GIはクラシックを除くと、古馬混合になる秋から開催順に、天皇賞秋→ジャパンC→有馬記念→大阪杯→宝塚記念の順。

なので現時点で「5歳牡馬」と「4歳牡馬」の直接対決の可能性があったレースは、2018天皇賞秋〜2019天皇賞秋の計6レース。

その中で実際に有力な「5歳牡馬」及び「4歳牡馬」が出走して直接対決をしたレースは以下の4つ(太字が現在の4歳牡馬)。

2018有馬記念(①ブラストワンピース→②レイデオロ→⑤キセキ)

2019大阪杯(①アルアイン→②キセキ→③ワグネリアン→⑥ブラストワンピース⑩エポカドーロ

2019宝塚記念(②キセキ→③スワーヴリチャード→④アルアイン→⑤レイデオロ→⑨エタリオウ

2019天皇賞秋(②ダノンプレミアム→④ユーキャンスマイル→⑤ワグネリアン→⑦スワーヴリチャード→⑭アルアイン)

こうして並べると一見「5歳牡馬」が上回っているようだが、どれも中山や阪神内回りの小回りコース。

2019大阪杯は中山や阪神内回りがお得意のアルアインや世代上位のキセキは内先行有利の馬場に助けれた所はある。

一方で直近の2019天皇賞秋では、特にスワーヴリチャードは内を通したにも関わらず4歳牡馬3頭に敗北。

休み明け一発目だったとしても、ダノンプレミアムも同様だった。

次に2018天皇賞秋に着目すると、4着まで現在の「5歳牡馬」が独占しているが、0.4秒差の4着が大箱は苦手なアルアインで、これは正直レースレベルを疑ってしまう。

単純な時計比較にはなるが、キセキが引っ張った2018天皇賞秋のレイデオロの勝ち時計は、キセキとほぼ同じ逃げを繰り出したアエロリットが引っ張った2019天皇賞秋の5着ワグネリアンと同じ。

またこれも単純比較にはなるが、2018ジャパンCと2019天皇賞秋でのアーモンドアイとスワーヴリチャードとの時計差は同じ0.9秒だが、ジャパンCは3着、天皇賞秋は7着。

このように肝心の東京コースでは「5歳牡馬」を疑いたくなるようなデータがちらほら。

勿論状態や馬場、レース展開やローテなど複雑に絡む事象ではあるものの、高速馬場継続であれば思い切って5歳牡馬は全切りでも良かった。

ただ雨のせいで馬場が読みづらくなり、先週までの異常な超高速馬場ではなくなったので、その点も留意する必要が出てきてしまったのが非常に面倒。

ちなみに最内枠を引いたとはいえタフな馬場なら唯一の3歳牝馬カレンブーケドールは切り。

今回はあまり時間が取れないので、各馬の掘り下げは基本ナシ。

1枠1番カレンブーケドール牝3 津村明秀53.0kg

2枠2番ワグネリアン牡4 川田将雅57.0kg

2枠3番ウインテンダネス牡6 田辺裕信57.0kg

3枠4番ムイトオブリガード牡5 C.ルメール57.0kg

3枠5番スワーヴリチャード牡5 マーフィー57.0kg

4枠6番ユーキャンスマイル牡4 岩田康誠57.0kg

4枠7番ダイワキャグニー牡5 石橋脩57.0kg

5枠8番レイデオロ牡5 ビュイック57.0kg

5枠9番ルックトゥワイス牡6 デットーリ57.0kg

6枠10番ダンビュライト牡5 松若風馬57.0kg

6枠11番シュヴァルグラン牡7 スミヨン57.0kg

ボウマン騎手なら、というのはあるがスミヨン騎手でも問題ないでしょう。

海外帰り一発目で不安はあるが実績はあるし、タフな馬場になればなるほど面白い存在にはなるので、抑えておきたい。

7枠12番タイセイトレイル牡4 M.デムーロ

7枠13番エタリオウ牡4 横山典弘57.0kg

8枠14番マカヒキ牡6 武豊57.0kg

4枠8番の前走天皇賞秋で良い所なしでの距離延長、しかも外枠は不安要素しか無いので切りたい。

8枠15番ジナンボー牡4 ムーア57.0kg

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本当は当日の馬場を必ずチェックしなければならないが、時間がないので前日深夜の段階で決めるしか無い。

やはり冒頭の通り「5歳牡馬」(とカレンブーケドール)を切ります。

そして11シュヴァルグランを除く他の馬も切る。

外枠からはGI実績重視で13エタリオウ以外は切る。

◎2ワグネリアン

○6ユーキャンスマイル

△11シュヴァルグラン

△12エタリオウ

オッズも割れているのでワイドで買うため絞り込んだ。

ワイドフォーメーション◎○−○△の計5点(ただし買い方は予算買い)。

こんなやっつけじゃ絶対当たらない・・・

レース振り返り

東京の重馬場、12秒弱の淡々としたペースで流れ、結果的に5歳牡馬の5スワーヴリチャードが1着。

早々に最後方で控えていた14マカヒキを除けば、ここまで淡々と流れれば内めの枠が有利で、上位6着までは1〜4枠の馬。

ただ着順を見ても5歳牡馬を全切りしたことは後悔していないが、その後に絞り過ぎた。

外めの枠の馬を抑えるのなら、最内で最軽量の1カレンブーケドールくらいは一応抑えておいても良かったかもしれない。

さて、1着の5スワーヴリチャードは1カレンブーケドールの後ろで控えてコーナーもロスなく、直線では最内を選択して脚もしっかり持続した。

前走の天皇賞秋でスピードの持続のレベルの高さを評価していたが、叩き2戦目にして当にその通りの実力を出し切ったし、鞍上も上手かった。

2着の1カレンブーケドールも最内枠を十二分に活かしてだったが、ここまでタフに粘れるとは。

確かにオークスでも秋華賞でも流れた中でやれているとはいえ、牝馬戦での話でこれは新しい一面が見れた感じ、なかなかGIで勝ちきれないが来年も楽しみな一頭になる。

3着の◎2ワグネリアンは正直3・4コーナーで前の3ウインテンダネスに蓋をされてスムーズな加速が出来なかった。

そこから3着まで来たのは評価して良いと思うし、ポジションが良ければ普通に勝ち負けだったはずで、やはり4歳牡馬は5歳牡馬と比較して改めて強い世代だという認識は継続。

一方で◯6ユーキャンスマイルは思ったより伸びがイマイチで、恐らく高速馬場で活きる末脚タイプ、展開的にもポジションが後ろ過ぎた。

△12エタリオウは先行策から残り2F地点で一瞬前を伺うものの、本当に一瞬で結局逃げた7ダイワキャグニーにも劣ってしまった。

△11シュヴァルグランは遠征帰り一発目でこれほどタフな馬場でタフな流れになっては流石に厳しかったかな。

当然ながら有馬記念が本命の叩きみたいなものだろうし、次走のラストランに期待。

それにしても8レイデオロはどうしてしまったのだろうか、というくらい手応えなしの大敗で、前走のオールカマーもそうだが今年に入ってパフォーマンスがガタ落ち。

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