東京1800m芝・2歳
2歳戦は全出走馬の過去レースに全て目を通します。
1枠1番ラインベック牡2 ビュイック55.0kg
新馬戦は52.1−47.1の超超スローペースで最速ラップ10.7秒は稍重とはいえ評価は難しいが、12.1−10.7と加速は見せている。
前走は重馬場の中で内枠だったが外からマクる形で11.5秒前後の脚を持続した形で、走法的にも恐らく本来はギアチェンジよりも長く良い脚を使うタイプ。
東京の超高速馬場のスピード勝負に耐えうるかは未知だが、2戦共にスタートが良いので、2番手につけコーナリングにおいて最内枠を有効に活用出来れば。
2枠2番リグージェ牡2 マーフィー55.0kg
新馬戦は超高速馬場の新潟をしてスローペースの3F勝負、上がりは33.0秒は出しているものの、同日の新潟2歳Sと比べて時計が遅い。
3着のシャドウブロッサムがその後1600mや1400mで好走していることからも、レースレベルは高くはない。
3枠3番オーロラフラッシュ牝2 C.ルメール54.0kg
ちょっと気性面に問題があり、新馬戦からの2戦はまともな競馬をしていない。
前走も4コーナーで首を振っているしまだ不安は残るものの、少頭数だが内枠を引いたので鞍上が何とかコントロール出来れば末脚を出し切れる。
4枠4番ゼンノジャスタ牡2 田中健55.0kg
小倉での2戦、マイネルグリットとの比較でコーナーの内外の差を考えると案外良い勝負しているとは思うが、マイネルグリットと比べると良い脚は一瞬。
小倉2歳S組がその後の重賞で苦戦していて、マイネルグリットも京王杯2歳Sで惨敗。
前走は新潟2歳S惨敗したものの東京で上がりを出せているモーベットを抑えてはいるが、距離延長がどうか。
5枠5番アルジャンナ牡2 川田将雅55.0kg
新馬戦は65.2−59.2の超超スローペースだが、鞍上が持ったままで上がりは33.6秒と数字だけ見ると驚き。
ただこの日はセントウルSでタワーオブロンドンが1:06.7を出しているように超超高速馬場だったので、数字自体は特筆すべきものではない。
5頭立ての超少頭数でもあるしほとんど参考にならないが、今回も少頭数で高速馬場なのは追い風、阪神内回りから直線の長い東京でどうか。
6枠6番コントレイル牡2 ムーア55.0kg
新馬戦は600〜1200m地点で13.2 – 13.1 – 12.4と中緩みから11.6 – 10.7 – 11.4の3F戦で上がりは33.5秒でしかも余力を残している。
ただここもアルジャンナ同様に超超高速馬場で、同日のローズSでダノンファンタジーが1:44.4を出している。
阪神外回りで加速地点が下り坂なので、やはり東京がどうか。
7枠7番ソウルトレイン牡2 石橋脩55.0kg
新馬戦と前走を見るに、タフな馬場よりも前々走のような高速馬場でのスピード戦の方が得意なタイプかもしれない。
ここまで甘く見られるほど力不足とは思わないし、今回は人気上位勢も各々に道な点も多いので、穴で狙っても面白い。
8枠8番マイネルデステリョ牡2 津村明秀55.0kg
新馬戦では良い脚を見せたが残り200mで失速してしまった所から、距離短縮は問題なし。
前走は残り400m地点で先頭なので、上がりから11.2 – 11.9 – 12.3と推測出来るようにやはり良い脚は一瞬なので、外枠だが少頭数で先行して前で出し抜ければ案外面白いかも。
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当日は馬券購入する余裕がないので、馬場状態は確認できないが東京は十中八九高速馬場。
上位は不安も多々ある中で少頭数だがなかなか荒れるかも、という方向に期待していこう。
◎3オーロラフラッシュ
△7ソウルトレイン
△8マイネルデステリョ
ワイドボックス計3点。
レース振り返り
まあ予想的には見事に外したわけだが、特に悔いはない。
それにしても2歳で東京の超超高速馬場とは言えレコードが出てしまうとは。
6コントレイルは圧倒的だったし、あれでも最後は流してたっぽい。
とにかく東京の上り坂での加速が他と段違いだった。
5アルジャンナも悪くは無いように見えたけど、6コントレイルに比べて加速で見劣りはしていたので、勝つためには前に出ないとかな。
他はこの2頭にさらに見劣り、1ラインベックが踏ん張ってたくらい。