2019/10/13 GI 秋華賞

京都2000m芝・3歳・牝馬・定量55.0kg

京都コースでも内回りなので3コーナー以外はほぼ平坦なためか、過去のレース傾向はややスロー寄りの平均が多く、年によってはハイペースになることも。

一昨年は重馬場ながら前半5Fが59.1秒と早いペースだった。

今年は台風の影響が心配で、不良馬場での開催もしくは延期の可能性がある。

台風の進路によっては、仮に延期で翌日開催だとしても、芝がしっかり雨を含んでの開催もある。

先週は開幕週のわりには重そうだったので、とりあえずはかなりタフな馬場も想定して考える。

1枠1番ダノンファンタジー牝3 川田将雅55.0kg

前走のローズSではキレ負けはしたものの、11.0秒前後の脚を3F出してのレコード1着。

レコードを出すくらいなので逆に、時計のかかる馬場は弱いかもしれない。

過去のレースは東京・阪神の超高速馬場に集中していて何とも言えない分、馬場状態と人気によっては。

逆に軽い良馬場なら、ペースが分散したラスト4F戦になりやすい京都は合っている。

1枠2番メイショウショウブ牝3 池添謙一55.0kg

→出走取消

前走は位置取りの差で、というのはあったが超スロー巧者で使える脚は一瞬であることを再認できた。

道悪がどうか以前に2000mは長いし、京都の舞台は合いにくい。

2枠3番ブランノワール牝3 浜中俊55.0kg

前走は前5Fが59.7秒の阪神1800mの3F戦で最速の33.6秒で差し切った。

一方で前々走は中京の稍重馬1600mで前5F58.5秒は前単騎のペースで自身は59.6、同じ3F戦でも上がり34.8秒と時計のかかる中でも差し切った。

サトノダムゼルやエスポワールと違い、上記2走は斤量が唯一の最軽量というわけでは無いので極端なアドバンテージではなかった。

さらにその前のチューリップ賞は、直線入って前が壁になったところで上がりきらず。

急坂のある場所でのバテ差しタイプだと思うので距離延長は歓迎、京都は微妙、道悪なら面白い。

2枠4番トゥーフラッシー牝3 幸英明55.0kg

この馬が複勝来たら仕方ない。

2枠5番クロノジェネシス牝3 北村友一55.0kg

オークスでのダノンファンタジーとの比較で、キレは分がある反面持続は劣る、瞬発力タイプ。

レースレコードが出る流れでも3着を死守した所に総合力の高さを伺える。

少し注目したいのは小倉での新馬戦、超スローペースとはいえ稍重馬ながら加速ラップで差し切り、恐らくラスト1Fは10秒台を出している。

とはいえそれほど重くは無かった感じもあるので参考程度。

3枠6番ローズテソーロ牝3 横山典弘55.0kg

4走前の中山2000m稍重馬での上がり最速を出したことで人気しているのか分からないが、過去戦績に違わぬ人気過剰な気がする。

紫苑Sはよくやったと思うが、基本的に長い直線で外からまくるタイプなので逆転は厳しい。

4枠7番ビーチサンバ牝3 福永祐一55.0kg

前走のローズSは前目の競馬で超高速馬場を活かし、4コーナーでハナを取り粘るも最後ダノンファンタジーにかわされ2着。

過去全て阪神か東京なので、道悪に関しては完全に未知数。

軽い馬場でも分散しやすい京都はあまりフィットはしてない。

4枠8番カレンブーケドール牝3 津村明秀55.0kg

前走の紫苑SやクイーンCでの敗戦要因は恐らく、前5F60.0秒弱のペースだと高いレベルでは11.0秒前後のスピードは保てなかったこと。

新馬戦ではダノンキングリーに肉薄していることからスピードはあるはずで、実際スイートピーSは軽い馬場で前5Fが62.4秒のスローだったからこその上がり。

新馬戦はともかく典型的な叩き良化型という感じがする。

中山での2歳未勝利戦やオークスのように、前5Fが60秒を切る程度のペースで最速11.5秒前後の展開が向いている点では、道悪は合っているかも。

5枠9番シャドウディーヴァ牝3 松山弘平55.0kg

フラワーCやフローラSを見ても、内ラチ沿いを通って伸ばしてきているので器用だし使える脚も長いので2000mは良い。

ただし直線の長い東京だからこそにも感じられるし、前走は直線での反応がすこぶる悪かった、前半で脚を使いすぎた為だろう。

タフな馬場は未知だが中山でコントラチェックにやられているので厳しいか。

5枠10番シェーングランツ牝3 武豊55.0kg

後方からジリジリと差してくるタイプで、1600mは短く2400mはペースが流れると長くは感じる。

オークスでもほぼ最後方から上がり3位を出せているし、札幌の未勝利戦では時計のかかる馬場ながら、大外を回して上がり最速36.4秒を出して圧勝している。

アルテミスSでも前がハイペースで崩れる中、直線で最後方から差し切っているし、ビーチサンバとの比較でここまで人気が逆転するほどではない。

道悪なら更に期待出来るし距離短縮も歓迎で、このまま人気薄なら狙い目。

6枠11番フェアリーポルカ牝3 三浦皇成55.0kg

紫苑SやフローラSでのパッシングスルーとの比較が分かりやすく、スピードの持続よりも瞬間的なキレが持ち味。

新馬戦を見ると11.7 – 11.9 – 12.1と持続できているものの、前半は超スローで時計が遅すぎる、単純にレベルが低かったか。

6枠12番レッドアネモス牝3 藤岡康太55.0kg

前走の不良馬場では全く見せ場なく沈んでいるし、道悪も距離延長もマイナス。

コントラチェックに勝ったサフラン賞も最後1Fは猛追を受けていた所を見るに、1600mだからこそ。

7枠13番サトノダムゼル牝3 M.デムーロ55.0kg

中山1800mの重馬場でも11.0秒のスピードを持続出来たのは超スローと斤量に要因がある。

相手関係を考えても、仮に道悪でも能力的に厳しい。

7枠14番シゲルピンクダイヤ牝3 和田竜二55.0kg

前走のローズSでラスト1Fで甘くなっている辺り、外にスムーズに出せていたら分からなかったが、距離延長は歓迎できない。

まして道悪となれば尚のこと今回は厳しい。

7枠15番コントラチェック牝3 C.ルメール55.0kg

とにかくハナを取りきることが必須、最初の直線が短い今回は枠が大事になる。

もう一つは道中息を入れつつも淡々と流して、仕掛けを長くとも3F、最速はラスト2F地点にもっていきたい。

外回りほど坂は高くないので、展開は鞍上次第。

一方の道悪に関しては、稍重の函館での新馬戦を見るにそこまで得意そうには見えない。

8枠16番パッシングスルー牝3 戸崎圭太55.0kg

前走の紫苑Sでは超スロー展開から、フェアリーポルカを差し返したように、キレはそこそこだがスピードの持続力がある。

ただしシンザン記念を見る限り、良馬場のハイペースになると厳しい。

前々走の福島のレースでは稍重馬の相当タフなレースで突き抜けた辺り、道悪は悪くない。

8枠17番エスポワール牝3 シュタルケ55.0kg

レースレベルは疑うが、前走は中京の重馬場で見た感じだと4〜5F戦のタフなレースではあった。

その中で中京の坂でトップを取って最後も大きくは落とさず。

道悪なレースになれば面白い一頭かもしれないが、やはり相手関係と斤量の差を考えると。

8枠18番シングフォーユー牝3 藤岡佑介55.0kg

中山1600mの未勝利戦では平均ペースで先行しながら加速ラップで進むも、坂でカレンブーケドールに差されクビ差。

東京1800mのスイートピーSではコーナーを上手く立ち回れた差はあるが、カレンブーケドールを後ろから差す勢いで迫ってクビ差。

ところがその次走は福島の稍重馬でタフなハイペースになり、結果直線伸びず6着、前走新潟の2000mではコーナーでの中緩みもあり、最後直線差し切った。

能力は明らかに人気以上あると思うが、道悪2000mは保ちそうにない。

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台風の影響で不良馬場となった土曜開催は、3歳以上2賞クラスの1800mでレースラップが13.1 – 11.9 – 12.5 – 12.2 – 12.7 – 12.4 – 12.0 – 11.3 – 12.2と、極端に重い馬場では無いにしろ、日曜は軽くはないタフな馬場になることは確か。

内回りということもあり、2000m以上の距離感覚になるだろう。

時計のかかるレースでの実績や人気なども踏まえて印は以下の通り。

◎8カレンブーケドール

◯5クロノジェネシス

▲10シェーングランツ

△16パッシングスルー

△17エスポワール

☆3ブランノワール

フェアリーポルカとダノンファンタジーは迷いました。

印の優劣にはあまり意味はなく、非常に読みづらいので買い目は次でいきます。

3連複ボックス計20点。

レース振り返り

58.3−61.6の超ハイペースでラスト5Fのラップが12.7 – 12.5 – 12.0 – 12.3 – 12.1とタフなレースで14シゲルピンクダイヤが来るとは・・・

ここまでタフなレースになるとやはり道中の位置取りの差は小さくなかった。

実際、内ラチ沿いを走っていたのは前から7ビーチサンバ(5着)、☆3ブランノワール(7着)、9シャドウディーヴァ(4着)、6ローズテソーロ(6着)、14シゲルピンクダイヤ(3着)と一目瞭然。

その中で上位2頭の◯5クロノジェネシス、◎8カレンブーケドールはは2〜3番手集団の内めで、上手く立ち回れた。

当然15コントラチェックや1ダノンファンタジーとの比較でも、オークスでの力関係通りの結果にはなった。

◯5クロノジェネシスが◎8カレンブーケドールを逆転したのは、前を取れたこととオークスよりも距離が短かったことが大きいかな。

結果的に◯5クロノジェネシスの馬体重+20kgは夏の成長分だった。

と、せっかく上位2頭の人気サイドは的中したものの・・・

△16パッシングスルーや△17エスポワールは外枠過ぎて道中も外を回されたのが大きいし、思ったほど道悪でも無かったこともある。

▲10シェーングランツもあまり道悪では無かったことと外を回したこと、後ろ過ぎたためにコーナーで外をまくる時に脚を使ってしまった。

そういう意味ではやや前にいた14シゲルピンクダイヤは上手く脚を温存出来ていたとは思う。

それでも2000mでここまでの末脚を出せるとは。

結果的に馬連で21.8倍、馬単は49.5倍と人気サイドながら十分な配当だっただけに、買い方が良くなかったのもある。

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