2019/5/26 GI 東京優駿(日本ダービー)

オークスのときと同様、人気が予想される馬は先に考察します。

基本情報

レース:東京優駿(日本ダービー)

条件:3歳・牡馬・牝馬・定量57.0kg

開催日:2019年5月26日(日)

出走時刻:15:40

開催場所:東京11R

コース:2400m芝・左回り

東京競馬場
https://www.keibalab.jp/yosou/coursedata/tokyo/t2400/

コース特徴①:1コーナーまでの直線が短め→先行争いはやや激しい

コース特徴②:コーナーが4つ→道中スローになりやすい

コース特徴③:最後の直線が長い→瞬発力勝負になりやすい

過去レースでは、前半スローなら前残り、ペースが流れれば差し勝負という展開が多い。

上がりタイム上位=複勝という傾向はオークスよりは不明瞭。

全頭診断

1枠1番 ロジャーバローズ

先行・浜中俊

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:2−2−0−1

前走:2019/5/4 GII京都新聞杯 京都2200m芝 2着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:初 重賞:0−1−0−1 東京:初 4つ:2−2−0−1

寸評

一瞬のスピードよりも、先行して早めに仕掛けてロングスパートタイプ。

そういう点で、小回りや瞬発力が求められた前々走の中山1800mは度外視出来る。

一方で前走は展開も向いていながらレッドジェニアルに差されていた。

最後の直線が長い東京の2400mは、道中スローな展開でタフさを要求されなければあるが、基本的には距離が不安。

1枠2番 ヴィント

先行・竹之下智昭

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:2−3−0−3

前走:2019/4/28 3歳500万下 京都1800m芝 1着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:初 重賞:初 東京:初 4つ:0−2−0−0

寸評

重賞経験が無いのは流石に厳しい。

2枠3番 エメラルファイト

先行・石川裕紀人

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:3−0−1−2

前走:2019/3/17 GIIスプリングS 中山1800m芝 1着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−0−0−1 重賞:1−0−0−2 東京:1−0−1−0 4つ:1−0−0−1

2018朝日杯FS:6着

寸評

前走の中山のように、瞬発力とタフさはある。

終始ハイペースだった朝日杯FSで上がり最速を出しているので、高速馬場も距離延長も問題は無い。

その最速値が33.5秒とスピードもあるので、出遅れず先行出来れば面白い。

2枠4番 サトノルークス

先行・池添謙一

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:3−1−0−1

前走:2019/4/14 GI皐月賞 中山2000m芝 14着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−0−0−1 重賞:0−0−0−1 東京:初 4つ:1−0−0−1

寸評

前走は本来とは異なる後ろからの競馬となったので度外視。

本来は先行してギアチェンジを利かして瞬発力で出し抜くタイプ。

そのトップスピードは11.0秒程度とかなり早く、さすがディープ産駒。

ただし持続力は微妙なので、直線の長い東京ではスローペースかつ仕掛けが遅い展開になれば。

3枠5番 マイネルサーパス

差し・丹内祐次

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:2−1−1−2

前走:2019/5/12 LプリンシパルS 東京2000m芝 9着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−0−0−1 重賞:0−0−0−1 東京:1−0−0−1 4つ:1−0−1−0

2018朝日杯FS:10着

寸評

重賞レベルで結果を出していないので厳しい。

3枠6番 サートゥルナーリア

先行・D.レーン(乗り替わり)

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:4−0−0−0

前走:2019/4/14 GI皐月賞 中山2000m芝 1着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:2−0−0−0 重賞:2−0−0−0 東京:初 4つ:2−0−0−0

2019皐月賞・2018ホープフルS:1着

寸評

皐月賞ではロンスパ性能を大いに魅せて勝ちきった。

同時にある程度ペースが流れてもいける事を示したのと、ラスト3Fが加速ラップであることからも、距離延長は全く問題ない。

今回は先行勢が多いので、やや後ろに構えて待機しつつ、仕掛けどころを伺うような展開になると予想。

仮に前が詰まっても、ホープフルSでは最後の直線のギアチェンジのみで制しているし問題ない。

4枠7番 ダノンキングリー

先行・戸崎圭太

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:3−0−1−0

前走:2019/4/14 GI皐月賞 中山2000m芝 3着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−0−1−0 重賞:1−0−1−0 東京:2−0−0−0 4つ:0−0−1−0

寸評

皐月賞、共同通信杯では共にギアチェンジからのトップスピードを魅せた。

ただ皐月賞では最後やや失速しているように、距離延長が不安。

共同通信杯のように、前半どスローなら問題にはしないが、道中ペースが流れると脆そうではある。

4枠8番 メイショウテンゲン

差し・武豊(乗り替わり)

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:2−2−1−2

前走:2019/4/14 GI皐月賞 中山2000m芝 15着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−0−0−1 重賞:1−0−0−2 東京:初 4つ:1−0−1−1

寸評

弥生賞のように、中山の重馬場を走れるタフさは相当のもの。

そういう意味で距離延長は問題ない。

ただきさらぎ賞を見ると、スピード面に不安がある。

5枠9番 ニシノデイジー

差し・勝浦正樹

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:3−1−1−2

前走:2019/4/14 GI皐月賞 中山2000m芝 17着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−0−1−1 重賞:2−0−1−2 東京:1−0−0−0 4つ:2−1−1−2

2018ホープフルS:3着

寸評

道中脚を溜めて、ロングスパートしたいタイプ。

なので中山よりも東京が合う。

東スポ2歳Sはまさにハマったパターン。

ただ道中折り合いが付かず先に行きたがるので、皐月賞より更に道中ペースが流れれば面白いかもしれない。

6枠10番 クラージュゲリエ

差し・三浦皇成(乗り替わり)

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:2−0−2−1

前走:2019/4/14 GI皐月賞 中山2000m芝 5着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−0−0−1 重賞:1−0−2−1 東京:0−0−1−0 4つ:2−0−1−1

寸評

札幌での2戦が分かりやすく、瞬発力に長けているし、道中折り合いもつく。

なので距離延長は問題ない。

また過去のレースのほとんどが前半かなりのスローだが、前走の皐月賞である程度ペースが流れても付いていけることが分かった。

ただ一方で、近2走を見ると上位勢よりはスピードの上限に欠ける印象で、今回のメンツで極端なスピード勝負になると厳しい。

6枠11番 レッドジェニアル

差し・酒井学

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:2−0−2−1

前走:2019/5/4 GII京都新聞杯 京都2200m芝 1着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:初 重賞:1−0−0−0 東京:初 4つ:2−0−2−1

寸評

ロングスパートで後ろからまくるタイプで、前走はかなり展開が向いた。

上がりタイムがどれも34.5以上なことからも、瞬発力よりも脚を長く使うタイプだと分かる。

前々走はタフな稍重場の中、4コーナーから直線の入りで一瞬でまくるような展開だったので度外視して良い。

ただしトップスピードの面と、ペースが流れた場合の不安がある。

6枠12番 アドマイヤジャスタ

先行・M.デムーロ(乗り替わり)

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:2−3−0−1

前走:2019/4/14 GI皐月賞 中山2000m芝 8着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−1−0−1 重賞:0−1−0−1 東京:初 4つ:1−2−0−1

2018ホープフルS:2着

寸評

スローペースからロングスパートを仕掛けるタイプで、ホープフルSは展開がドハマリした。

前走は出遅れがなければもう少しマシだった。

ただ東京の高速馬場やペースが流れた場合への対応など不安は多い。

7枠13番 ヴェロックス

先行・川田将雅

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:3−2−0−1

前走:2019/4/14 GI皐月賞 中山2000m芝 2着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−1−0−0 重賞:0−1−0−1 東京:0−0−0−1 4つ:3−1−0−0

寸評

スローでもペース流れても対応できる、高い能力を誇るロングスパート型。

東スポ2歳Sでは距離が短くいまいちエンジンが掛かりきらなかった。

一方で皐月賞では特に前半ペースが流れながらも、4コーナー手前から加速してトップに入り粘るも、サートゥルナーリアにぶつかり惜しくも2着。

距離延長は歓迎で、直線長い大箱の東京なら相性も良い。

7枠14番 ランフォザローゼス

先行・福永祐一(乗り替わり)

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:1−3−0−0

前走:2019/4/27 GII青葉賞 東京2400m芝 2着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:初 重賞:0−2−0−0 東京:1−1−0−0 4つ:0−3−0−0

寸評

トップスピードは無いが、前走や中山での走りのように、タフさのあるロングスパートタイプ。

長く脚を使えるし、高速馬場でも問題はなさそう。

反面、時計が求められる展開になれば脆い。

7枠15番 リオンリオン

逃げ・横山武史(乗り替わり)

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:3−2−2−1

前走:2019/4/27 GII青葉賞 東京2400m芝 1着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:初 重賞:1−0−0−0 東京:1−0−0−0 4つ:2−2−2−1

寸評

前走のようにハナから逃げてナンボの馬。

外枠に入ったが恐らく先頭を取りに行くだろう。

先行勢の多い今回はそこで脚を使わされる。

その後も極端なスローに落とし込めれば良いが、後ろからの追走が厳しく、思うような展開にはならない。

8枠16番 タガノディアマンテ

差し・田辺裕信(乗り替わり)

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:1−1−1−4

前走:2019/5/4 GII京都新聞杯 京都2200m芝 5着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−0−0−1 重賞:0−1−0−3 東京:1−0−0−0 4つ:0−0−1−3

2019皐月賞:6着

寸評

きさらぎ賞が分かりやすいが、典型的なロングスパート型。

残念なのはテンが遅いこと。

また前走を見ると、残り200mから失速してしまっている。

さらに距離が伸びる2400mは厳しい。

8枠17番 ナイママ

先行・柴田大和

過去戦績(総合)※ダート戦除く(以下同様)

1着−2着−3着−着外:1−1−0−6

前走:2019/5/4 GII京都新聞杯 京都2200m芝 4着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−0−0−1 重賞:0−1−0−6 東京:0−0−0−2 4つ:1−1−0−4

2019皐月賞:10着

寸評

折り合いが難しい馬。

距離が伸びる事自体は大丈夫だが、鞍上の腕次第でもあり不安。

また単純にスピード面は劣る。

8枠18番 シュヴァルツリーゼ

差し・石橋脩

過去戦績(総合)

1着−2着−3着−着外:1−1−0−1

前走:2019/4/14 GI皐月賞 中山2000m芝 12着

過去戦績(GI・重賞・競馬場・コーナー数)

GI:0−0−0−1 重賞:0−1−0−1 東京:1−0−0−0 4つ:0−1−0−1

2019皐月賞:12着

寸評

新馬戦ではトップスピードの高さと脚が長く使えることを示した。

弥生賞では中山の重馬場でしかも出遅れながら、大外回して上がり最速を出して2着、タフさもある。

大外枠だが、馬群に埋もれず力を出し切れれば面白い一頭。

前日見解

今回は3強と言われている

6サートゥルナーリア・7ダノンキングリー・13ヴェロックス

の扱いが全てではないでしょうか。

特にサートゥルナーリアに人気が集まっているので、仮に穴が来ればオッズは跳ね上がります。

そこで敢えてサートゥルナーリアを外した馬券で挑む所存であります!

特にワイドであれば、人気通りサートゥルナーリアが1着だったとしても、2・3着の穴を当てられればオッズ的にかなり旨い。

そこで過去の良馬場でのダービー10レース分から、単勝オッズが6番人気以下ながら4着以内と好走した15頭の、(当然ですがダービー出走前の)戦績を分析しました。

この穴馬たちの戦績を吟味すると、以下の3点の共通項を見つけました。

①GIIIレベル以上の重賞(ダービーから直近3走)で連対経験あり

②上がり3Fの自己ベストが34.5秒未満

③あるコーナー(1〜4は問わない)時点で7着以下から差して複勝

以上3点を今回の出走メンバーのうち、3強以外に関して見ていくと・・・

①を満たさない→2ヴィント・4サトノルークス・5マイネルサーパス・17ナイママ

②を満たさない→1ロジャーバローズ・8メイショウテンゲン・11レッドジェニアル

③を満たさない→14ランフォザローゼス

さらに現在単勝4番人気の12アドマイヤジャスタを除けば、既に6頭まで絞られました。

ここから、レース展開に合う馬を選ぶつもりですが、オッズ次第では本命サイドに対して6頭全流しの可能性もあります。

ちなみに土曜の東京競馬場は、結果を確認すると引き続き超高速馬場だったようです。

最終見解

事後での更新となってしまいますが、一応。

ハナから逃げるリオンリオンはペースが流れて厳しいと判断。

ハイペースならば、ダノンキングリーよりロンスパできるヴェロックス。

ということで予想印は以下の通り。

予想印

◎ 13ヴェロックス

△ 3エメラルファイト

△ 9ニシノデイジー

△ 10クラージュゲリエ

△ 16タガノディアマンテ

△ 18シュヴァルツリーゼ

買い目

◎1頭軸ワイド流し計5点10,000円均等買い

結果

またまたレースレコード決着。

ある程度ペースが流れることは分かっていましたが、予想以上にハイペース。

前半600mは34.8、1000mは57.8・・・前半勝負で縦長の展開となれば、スタートで前に出られた馬が勝つのは当然。

特に最内で距離損もなく、ロンスパにも長けていたロジャーバローズにはかなり向いた展開でした。

しかも土日共に東京は先行や内が伸びる馬場でもあった。

ダノンキングリーは予想以上に距離延長を苦とはせず、枠も内よりで前めの競馬が出来たのが大きい。

4コーナーで早めに仕掛け、道中ペースが流れても問題なく、最後の直線では坂を登りきってからもトップスピードを出せていた。

ヴェロックスは持ち前のロンスパを魅せられていた。

だがここまでハイペースだと、ニシノデイジーやレッドジェニアル辺りも同様、上がりが早くとも位置取りが後ろだったことで物理的に届かず。

サートゥルナーリアは出遅れがすべて。

それで4着、上がり最速なのだから、能力は間違いないが気性の不安は露呈した。

さて、今回敗因をまとめる。

距離延長と展開予想

距離延長の向く馬と展開を読み違えたことが敗因。

穴馬として絞る候補とした3つのうち、②は結果的に的外れ。

予想以上にペースが流れたとは言え、ハイペースを予想しているのなら②を求める必要はなかった。

むしろ距離延長の観点から、②の逆(良馬場で上がり3位以内のタイムが遅い)を求めるべきだった。

なぜなら、タフさはあるが距離が短いために最後の直線キレ負けしていると捉えられるからだ。

例えばロジャーバローズの前走は、単に距離が短かった為にレッドジェニアルにキレ負けしたに過ぎないということ。

ダノンキングリーの皐月賞も結果的にそう捉えるべきだった。

また距離延長のハイペースであれば、上がりタイムは必然的にそれほど求められない。

実際今回の最速はサートゥルナーリアで34.1秒。

前半が超ハイペースだった為、34秒すら切っていない。

単に展開を読みきれなかったといえばそれまでだが、実際②で切った馬の着順はそれぞれ1・10・8着。

後ろの2頭は上がりは出せているし、位置が後ろ過ぎた為の着順。

ちなみに①で切った馬の着順はそれぞれ14・17・11・13着。

やはりGIレベルだと重賞で結果を出していない穴馬は厳しい。

③は展開予想が外れている時点でアウト。

ただ今回のように、割の良い穴馬を狙っていくスタイルは継続していきます。

穴馬の絞り方を改善していきます。

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